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日商保のGrowth Officeが東京のセットアップオフィス特化型に刷新

株式会社日商保は、運営する賃貸オフィス検索サイト「Growth Office」を、2026年10月22日に東京のセットアップオフィス(内装付きオフィス)に特化した検索サイトへ刷新した。内装工事を行わずにすぐ入居できる物件を探しやすくすることで、移転の初期費用を抑えたいスタートアップや成長企業の支援を図る。あわせて自社の保証サービスと連動させ、入居時の敷金負担を軽減する選択肢も提示している。

工事費や賃料の上昇を背景に特化型へ刷新

三鬼商事の調べによると、2026年9月の東京都心5区のオフィス平均空室率は1.85%と6か月続けて下がり、平均賃料は1坪あたり23,985円と前年同月より13.72%上がった。

移転コストを巡っては、三幸エステートが資材価格と労務費の高騰、人手不足によって内装・原状回復工事のコストと期間が大幅に増えていると分析している。同社はセットアップオフィスの需要層について、従来のベンチャー企業などから早期入居やイニシャルコストの削減を希望するテナントへも広がっているとした。また、ザイマックス総研も工事費の高騰を背景に、初期費用を抑えられるセットアップオフィスの需要層が拡大していると指摘している。

こうした動向を受け、日商保は比較的短期間で移転するスタートアップや早期入居を求める企業向けに物件を探しやすくするため、同サイトを刷新した。ビルや運営会社ごとに募集されているセットアップオフィスを1つのサイトに集約し、エリア・駅・広さ・敷金などの条件で比較できるようにしている。

検索機能の刷新と表示の変更

刷新の内容は次のとおりである。なお、内装付きではない通常の賃貸オフィスも引き続き掲載されている。

  • トップページの「おすすめ」「新着」には、東京のセットアップオフィスだけを掲載
  • トップページの検索は、最初から内装の条件「内装セットアップオフィス」(内装・家具付きですぐに入居できるオフィス)を選んだ状態に設定
  • 検索結果のおすすめ順では、セットアップオフィスを優先して表示
  • 物件の一覧に内装の欄(セットアップオフィス有り・シェアオフィス・通常オフィス)を追加

「Growth Office」の集計(2026年10月27日時点)によると、東京のセットアップオフィスの敷金の中央値は賃料の6か月分で、内装付きではない通常の区画(8か月分)より少ない。しかし、坪単価の中央値は28,000円と通常の区画(17,422円)より高いため、1坪あたりの敷金は約12.2万円となり、通常の区画(約12.0万円)とほぼ同じ水準になる。30坪の区画の場合、入居時に預ける額は約365万円の計算となり、内装工事費を省いても敷金の負担は残る。

この課題に対し、同社が提供する「敷金半額くん」は、減らした分の敷金を日商保の保証に置き換え、新しく借りるオフィスの敷金を半額〜最大0円にする。保証は賃料の不払いや原状回復費用などを対象とするため、貸主側も担保を保ったまま敷金を下げることが可能となる。「Growth Office」では、敷金0円で入居できるセットアップオフィスを東京都内で66区画掲載している(2026年10月28日時点)。利用には日商保の審査と貸主の承諾が必要で、保証料が発生する。

「Growth Office」は、エリア・駅・路線・広さ・賃料から条件に合うオフィスを検索できるほか、物件探しから内見の手配、条件の交渉、契約手続きまでをサポートしている。

  • サービス名:Growth Office(グロースオフィス)
  • URL:https://growth-office.com/
  • 刷新日:2026年10月22日
  • 運営会社:株式会社日商保
  • 代表者:代表取締役社長 豊岡 順也
  • 所在地:東京都港区西新橋1丁目7番2号 虎の門髙木ビル3階
  • 設立:2011年9月16日
  • 事業内容:不動産保証事業/オフィス・店舗仲介事業/不動産売買仲介・運営支援事業
  • コーポレートサイト:https://jpcpg.co.jp/

本記事は株式会社日商保の発表(三鬼商事「オフィスマーケット」、三幸エステート、ザイマックス総研の公表資料を含む)をもとに作成しています。

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