ダッシュボードがChatGPT広告をテスト配信 目標CPAの約4分の1を記録
SNS広告の運用支援を行うダッシュボード株式会社は、一般消費者向けサービスにおいてChatGPT広告のテスト配信を実施しました。約2週間にわたり広告予算10万円規模で配信した結果、外部計測ツールによる獲得実績において目標CPAの約4分の1の獲得単価を記録しました。一方で、配信初期における予算消化の偏りやコンバージョンデータの反映遅延といった運用上の課題も確認されたとしています。
Meta広告の約3分の1の媒体CPAを記録
今回のテスト配信は、生成AIの活用が進むなかで情報収集や比較検討の接点として注目されるChatGPT広告が、新たな顧客獲得チャネルとして活用できる可能性を検証する目的で実施されました。対象商材は一般消費者向けサービスで、配信期間は約2週間、広告予算は約10万円です。クリエイティブには、Meta広告の過去実績をもとに制作した複数パターンが用いられました。
配信結果として、外部計測ツールで確認したコンバージョン獲得単価は目標CPAの約4分の1となりました。また、同一のアトリビューション条件を用いた比較において、ChatGPT広告は約3分の1の媒体CPAで推移したとしています。同社はMeta広告で月間数百万円の予算による安定した獲得成果を維持していますが、テスト予算のChatGPT広告においてそれを上回る獲得効率が確認されたと説明しています。
配信初期の予算消化の偏りとデータ反映の遅れが課題に
一方で、配信初期には運用管理上の課題も確認されました。配信開始当初は設定した日予算を数時間で消化するケースがあり、開始から約1週間で広告予算10万円のうち約6.6万円を消化するなど、予算配分の調整に苦戦したとしています。ただし、コンバージョンが発生し始めた後は偏りが緩和され、均等な配信ペースへ変化しました。
また、配信開始から3日間はコンバージョンが確認できず、4日目から発生し始めて目標KGIを下回る水準で獲得が進みました。さらに、広告管理画面へのデータ反映にはタイムラグがあり、コンバージョンデータの反映に体感として約24〜48時間の遅延が生じ、安定して確認できたのは配信開始5日目頃だったとしています。広告費の消化金額についても半日程度の反映遅延が確認されたため、クリック数などの指標も参考に配信状況を推定する必要があったとしています。
既存媒体の知見を活用し配信規模拡大へ
今回の検証では、Meta広告で過去に高い成果を記録したクリエイティブを選定し、訴求軸ごとに見出しや説明文を組み合わせた広告パターンが使用されました。同社は、Meta広告で培ったクリエイティブの知見がChatGPT広告でも活用できる可能性が示されたとする一方、今回の検証のみでクリエイティブの再現性や訴求軸による寄与を断定できるものではなく、継続的な検証が必要だとしています。
今後は、確認された配信傾向を踏まえて目標CPA以内での獲得効率を維持しながら配信規模の拡大を目指すほか、クリエイティブや訴求軸の検証を継続し、運用手法の確立に取り組む方針です。


- 社名:ダッシュボード株式会社(DASHBOARD LTD.)
- 本社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング14階
- 代表取締役:古明地 直樹
- 創業:2013年 8月13日
- 資本金:10,000,000円
- 公式HP:https://dash-b.co.jp/
本記事はダッシュボード株式会社の発表をもとに作成されています。
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