株式会社AXがAI実践伴走レポート2026年10月号を公開
法人向けAI研修やAI実装支援を提供する株式会社AXは、企業の生成AI活用における実践状況をまとめた月次レポート「AX INSIGHT|AI実践伴走レポート 2026年10月号」を公開しました。同レポートは、企業のAI導入や業務実装を支援する中で得られた相談テーマや実践事例を月次で紹介するものです。2026年10月号では、既存データの取り出し方や例外処理、顧客対応への活用、チームへの展開方法などが取り上げられています。
2026年10月に寄せられた主な相談内容
2026年10月の支援現場では、日々の実務に直結する具体的な相談や検討が寄せられました。
主な相談テーマとして、未入金データを日付や入金状況で抽出し手作業の除外処理をAPIの条件設定へ移行する方法や、出社日数に応じた通勤費計算と個別判断が必要なケースの切り分け方が挙げられています。さらに、LINEの顧客対応履歴と成約情報を結び付けた初期返信の設計、ステップメールやFAQを活用したリピート施策、担当者の業務フローを別の社員へ引き継いでチームに広げる方法などが話し合われました。
業務自動化や顧客対応における具体的なサポート事例
レポートでは、進行中である3件のサポート事例が紹介されています。
複数グループ会社を持つ事業者では、受講者が業務システムのAPIとスクリプトを用いて未入金データの自動取得処理を構築しました。手作業で除外していたデータについて、株式会社AXは日付と入金状況をAPIの検索条件に設定して直接抽出する方法を案内しました。また通勤費精算については、出社日数に応じた定期代と日額計算の切り替えルールを設計し、処理済みの8月分データでの照合を経て11月初旬の運用開始を目指しています。採用同意書に関しては、外部サービスの利用料を避けるため、メールとURL送付にリマインドを組み合わせる社内フローをロードマップに設定しました。
地域事業者の事例では、手作業で行っていたLINEの問い合わせ対応において、受講者が約1年分のチャット履歴と成約情報を結び付けて分析しました。成約につながった約10件のやり取りを根拠とし、現場調査や見積もりにつながる返信案を設計しています。運用面では、初期返信の段階でAIが下書きを作成し、担当者が内容を確認した上で送信する体制としています。
通販事業者の事例では、AIによるメルマガ作成や商品情報発信の効率化が進み、ダッシュボードでの販売データ確認体制が整いました。同社では新規獲得よりも既存顧客のリピート施策を優先し、ステップメールやFAQカード、商品ページを組み合わせた情報提供を行っています。受講者が自ら業務を進められる段階に至ったため、次の3カ月はECサイト制作を担当する別の社員へ支援対象を移し、社内への知見共有を図る計画です。
継続的な勉強会の開催と現場から見えた傾向
株式会社AXでは、受講者が実務に生かせる情報を共有するため勉強会を継続開催しています。AI画像生成やチャット活用の見直し、OpenAIの最新アップデート、NotionやAIエージェントの活用方法などを取り上げ、実務で試しやすい形での情報提供を行っています。
2026年10月の支援現場からは、既存データや人の判断をAI活用に組み込む動きが見られました。API連携における抽出条件と例外処理の分離、チャット履歴と成約情報の組み合わせ、販促における配信後の購買状況の追跡、受講者の習熟に合わせた支援対象の移行によるチーム展開などが、現場の傾向として挙げられています。

株式会社AXの概要

株式会社AXは、「1,000万時間を解放し、世界の創造性を爆発させる」をミッションに掲げ、AI人材育成を行う「AX CAMP」や、AI開発・実装を担う「AX BUILD」を展開しています。
- 会社名:株式会社AX
- 所在地:福岡県福岡市中央区大名1-3-29-7F
- 代表者:代表取締役CEO 石綿 文太
- 公式サイト:https://a-x.inc/
- 事業内容:AI研修/開発事業、広告代理業、組織開発コンサルティング業、有料人材紹介事業
本記事は株式会社AXの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



