相模女子大学とAGORAが起業家教育で連携、地域経済の活性化を目指す
相模女子大学と株式会社AGORA(以下、AGORA)は2024年5月21日、地域経済の活性化を目指す戦略的連携協定を締結した。相模女子大学は2025年に創立125周年を迎える歴史ある女子大学で、AGORAはインキュベーション施設の運営や創業支援を行う企業だ。
両者は起業家教育及び創業機運の醸成や、起業及び創業につながる人材育成を通じて地域経済の発展に寄与することを目的としている。具体的には、地域の起業家教育と創業支援による産業振興と経済活性化、起業に必要なスキルと知識の提供による人材育成、定期的な会議と情報共有による共同研究の推進などを行う。
これまでも相模女子大学とAGORAは、AGORAでの学生インターン受け入れ、AGORA主催のビジネスコンテストへの学生の応募や審査員としての教授の協力、AGORAの代表による授業でのゲスト講義など、人材育成やキャリア形成を目的とした協業的な取り組みを行ってきた。
相模女子大学の田畑雅英学長は、「AGORAとの連携により、教育活動の深化と学生への実践的スキルの習得、社会貢献精神の育成が期待できる」とコメント。一方、AGORAの長谷部信樹代表取締役は、「相模女子大学との連携により、革新的な人材育成と地域経済の発展を推進することは、地域社会に対して果たすべき役割と深く共鳴する」と述べている。
両者は今後、伝統を重んじつつ革新を求める姿勢で、地域全体が誇りを持てるような未来の創造を目指していく。