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EcoVadisとResilireが基本合意 2027年度に連携サービス提供へ

EcoVadis SASと株式会社Resilireは、日本企業のサプライチェーンリスク管理およびサステナビリティ要求への対応を支援するため、基本合意書を締結した。EcoVadisのサステナビリティ・インテリジェンスとResilireのサプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」を組み合わせ、サプライチェーンの可視化からリスク評価、サプライヤーの改善活動に至る統合的な支援体制の構築を目指す。

提携の背景と日本企業の課題

地政学的リスクや自然災害、サイバー攻撃に加え、環境・労働・人権といったサステナビリティ領域のリスクがサプライチェーン全体で企業価値に影響を及ぼす中、欧州をはじめとする各国で人権・環境デューデリジェンスの法制化が進んでいる。サプライチェーンを含む情報開示への要請が高まる一方、多くの日本企業では以下の点が課題となっている。

  • Tier2 以降のサプライヤーまで含めた取引関係の把握
  • サプライヤーのリスク評価における客観性と網羅性
  • 調達・BCP・サステナビリティなど部門ごとに分断されたリスク情報の統合

Resilireは、一次取引先の先まで含めた上流のサプライチェーン情報を収集・更新・可視化し、リスク要因をリアルタイムで検知して影響把握や初動対応などを支援するプラットフォームを提供している。一方、EcoVadisは世界で17.5万社以上のサプライヤーのサステナビリティ評価を実施し、300万社以上のリスクプロファイリングを行っている国際的なサステナビリティ評価機関である。

今回の合意により、両社はEcoVadisのサステナビリティ評価データをResilireのサプライチェーンマップに連携する取り組みを推進する。これにより、サプライチェーンの全体像と個々のサプライヤーのサステナビリティ評価を包括的に確認できる環境の構築を目指す。企業の調達チームは、レジリアによるリスクモニタリングとEcoVadisのサステナビリティ評価を活用し、包括的な視点に基づいた意思決定を行えるようになるとしている。

2027年度のサービス開始を目指す今後の展開

両社は、2027年度のサービス提供の開始を目指してデータ連携の仕様策定などを順次進める方針である。今後は、連携データの対象拡大やリスク検知機能とのさらなる統合を通じて、日本企業のグローバルサプライチェーンのレジリエンス強化に貢献するとしている。

両社の概要

  • 株式会社Resilire
  • 代表取締役:津田裕大
  • 事業内容:サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」の提供
  • 公式ウェブサイト:https://www.resilire.jp/
  • EcoVadis SAS
  • 共同CEO兼共同創業者:ピエール=フランソワ・タレール
  • 事業内容:サステナビリティ評価やリスク・炭素管理ツールなどの提供
  • 詳細:ecovadis.com/ja/ または LinkedIn

本記事はEcoVadis SASおよび株式会社Resilireの発表をもとに作成

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