ジンベイ、AIで専用システムを構築する人材紹介向けCRMを提供開始へ
ジンベイ株式会社は、AIエージェントで自社専用の業務システムを構築できる「GenApp」を活用した、人材紹介会社向けCRMサービスの提供を開始します。エンジニアがいない企業でも、人材紹介特有の「企業・求人・求職者」の関係を表現したデータ構造と画面を短期間で整えることが可能です。
既製品に業務を合わせるのではなく自社のやりたいことを起点にCRMを作る仕組みを整え、業務効率化を支援します。
人材紹介の運用課題とサービス提供の背景

人材紹介の現場では一般的な営業管理と異なり、「企業」「求人」「求職者」の三者を紐づけて進捗を追う必要があります。また、求職者が一度転職を見送った後に活動を再開するなど、標準的な営業フローに収まらないケースも日常的に発生します。
従来の汎用CRM運用においては、専任担当者やエンジニアの不在による設計のつぎはぎ化や現場の入力滞留、企業単位でしか進捗を追えない問題、ID課金の肥大化といった課題が指摘されていました。また、特化型CRMであっても求人軸や求職者軸といった自社の業務スタイルに画面が合わないケースがありました。同社はこうした課題に対応するため、業務に合わせたCRMを構築する選択肢を提供します。

柔軟なデータ連携と自動化を実現する主な機能

エンタープライズ向け生成AIソフトウェアファクトリーであるGenAppは、業務の進め方を言葉で伝えることで、AIエージェントが100種類以上の標準機能を組み合わせて業務システムを構築します。
本サービスでは、企業の下に求人、求人と求職者を結ぶ進捗という階層を表現し、求人単位での進捗管理が可能です。求職者のレジュメをOCRで読み取って項目を自動入力・補完する設計となっており、AI自動反映の範囲はワークフローごとに設定できます。また、ステータスは元になる日付から自動で算出され、時系列のデータとして蓄積されます。
このほか、立場に応じたレポートやダッシュボードの標準提供、CRM上で求人を紹介する求職者向けマイページ機能、APIやWebhook、CSVを活用した他システム連携および既存データの移行に対応しています。システムの構築は自社担当者が行う方法と、同社に任せる方法の双方が用意されています。
株式会社BOXでの先行導入事例

人材紹介・転職エージェント事業を展開する株式会社BOXでは、Salesforceで運用していたCRMをGenAppによる自社専用CRMへリプレイスしました。2025年12月末にプロジェクトを開始し、約3ヶ月を経た2026年4月1日に新CRMをリリースしています。
同一データの統合や業務フローの見直しにより、同社担当者の見立てとして求人紹介まわりの工数が約40%削減されました。また、営業アシスタントの進捗データを時系列で取得できるようになり、求人紹介の導線もGoogleドキュメントからCRM上のマイページ招待方式へと刷新されました。
同社の業務支援チーム マネージャー・神宮司 茂氏は、ベンダーの機能を起点にするのではなく、やりたいことを起点に必要な機能を定義することが重要だったと振り返っています。
製品および提供元の概要
本サービスの概要ならびにジンベイ株式会社の概要は以下の通りです。
製品概要
- 製品名:GenApp 人材紹介向けCRM
- 対象:人材紹介・転職エージェント事業を営む企業
- 提供形態:当社構築
- 料金:1ユーザー3,000円~ ※別途初期費用あり
- 特設ページ:https://jinbay.co.jp/genapp/usecase/sfa-crm
- 導入事例詳細:https://jinbay.co.jp/casestudy/box-genapp
ジンベイ株式会社の概要
- 法人名:ジンベイ株式会社
- 代表者:代表取締役 上田 英介
- 所在地:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸一丁目5番10号 JPR横浜ビル 8階
- 設立:2024年5月24日
- 事業内容:AI・システム開発、コンサルティング、および関連するサービス
- 会社HP:https://jinbay.co.jp/
本記事はジンベイ株式会社の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



