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埼玉スタジアム2〇〇2公園でAI撮影と動画配信・販売サービスが本格開始

公益財団法人埼玉県公園緑地協会と、大阪府大阪市に本社を置き西 一仁が代表取締役社長を務める株式会社NTTSportictは、埼玉スタジアム2〇〇2公園 第4グラウンドにおいて、AIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE S3」を活用した「STADIUM TUBE らくらく撮影」および「動画配信・販売サービス」を2026年10月より本格開始した。

本サービスの導入により、施設利用者は自らのプレー映像を簡易に撮影予約し、オンライン上で視聴・購入できる環境が整った。両者はこの取り組みを通じ、地域のスポーツDXと持続可能な施設運営を推進していくとしている。

導入の背景と管理事務所による運用体制への移行

埼玉スタジアム2〇〇2公園 第4グラウンドでは、2024年9月1日より「STADIUM TUBE S3」を設置し、施設の付加価値向上と新たな収益モデルの検証を進めてきた。昨年度までは第4グラウンドの管理およびスクール事業を行う事業者が運用をサポートし、常連の利用者を中心に認知拡大や利活用の検証を行っていたが、今年度からは利用促進と事業展開の迅速化を目的に、埼玉スタジアム2〇〇2公園管理事務所が直接運用窓口を担当する体制へ移行した。

AIカメラによる自動撮影を通じて、利用者が客観的にプレーを振り返り、技術や戦術の課題発見・改善につなげることが期待されている。また、指導者による分析やフィードバックを通じた選手の育成やチームの競技力向上を図り、地域サッカーのさらなる発展へつなげていく方針だ。

利用者は、埼玉スタジアム2〇〇2公園管理事務所で「STADIUM TUBE らくらく撮影端末」を借り受けて撮影を予約する。端末の貸出および撮影予約自体は無料となっている。端末を操作して撮影を開始する際、映像の公開設定は「公開」と「非公開(限定公開)」から選択できる。

撮影された映像は専用のチャンネルページ(https://channel.stadiumtube.com/saisuta)に掲載され、用途に応じてストリーミングまたはダウンロードの形式で購入・視聴できる。

動画の販売価格(税込)は以下の通りとなっている。

  • ストリーミング視聴:900円 + 税(税込 990円)
  • ダウンロード購入 :5,000円 + 税(税込 5,500円)

「STADIUM TUBE らくらく撮影」は、受付で端末を借りて簡単な操作を行うだけで、AIカメラによる自動撮影や配信が行えるシステムだ。AI分析により試合の動きを自動追尾するため、専門的なカメラワークや知識を必要としない。

チーム内での戦術分析や保護者・関係者への共有に向けた「限定公開」機能や、長期保存・分析に適したアーカイブ映像のダウンロード購入にも対応している。また、施設運営側にとっても、事前の機材予約管理などの手間を省き、窓口での簡単な案内で運用できるため、オペレーション業務の負担軽減につながる利点がある。

設置機器「STADIUM TUBE S3」の機能

導入されている「STADIUM TUBE S3」は、イスラエルのPixellot Ltd.が開発した無人撮影カメラを中核とするソリューションで、AIによる自動撮影や編集機能を備えている。競技施設に常設することで撮影コストを約10分の1に抑えられるほか、再生前の広告動画の自動挿入にも対応する。

サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど16競技の撮影に対応しており(撮影対応競技数は機種によって異なる)、「オートプロダクション」モードでは自然なカメラワークが再現される。また、通常のAI撮影と同時にピッチ全体のパノラマ映像も記録されるため、既存のコーチングシステムに直接取り込んでチームの練習や選手へのフィードバックに活用できる。

本記事は公益財団法人埼玉県公園緑地協会および株式会社NTTSportictの発表をもとに作成。

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