esa、X-HUB TOKYO英国コースに採択 プラ循環モデルの海外展開へ
プラスチックのリサイクルを中心とした環境事業を展開する株式会社esaは、都内スタートアップ企業の海外展開を支援する「X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAM 英国コース」に採択された。同社は、JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)がUniversity of Cambridge Institute for Sustainability Leadership(CISL/ケンブリッジ大学サステナビリティ研究所)と連携して実施するプログラムに参加する。英国・欧州市場における資源循環やサステナビリティの動向を捉えるとともに、現地企業や投資家、研究機関等とのネットワークを構築し、日本で培ってきたプラスチック循環モデルの海外展開に向けた事業機会を探索するとしている。
英国コースの概要とスケジュール
「X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAM」は、グローバルに活躍する東京発スタートアップの創出を目的に、都内スタートアップ企業の海外展開を支援するプラットフォームである。現地のエコシステムに精通したグローバルアクセラレーターと連携し、メンタリングやネットワーキング、ビジネスマッチングなどを提供する。
今回採択された英国コースは、Sustainability、Cleantech領域などを対象とし、10社程度のスタートアップが参加する。募集要項では、市場理解やPoC・MVP段階での市場検証を目的とする「Validator」に位置づけられている。
今後のスケジュールとして、渡航前には東京での対面セッションやオンライン個別メンタリング、グループセッションなどを2026年10月以降に実施する。その後、2027年1月25日から2月5日まで、ケンブリッジおよびロンドンでの現地プログラムが予定されており、英国市場に関するラーニングセッション、エコシステム訪問、Demo Dayなどが行われる予定だ。
CISLとの連携とプログラムでの取り組み
英国コースでJETROと連携するCISLは、ケンブリッジ大学内の研究所で、人・自然・気候のための経済変革の実現を目指している。ケンブリッジ、ケープタウン、ブリュッセルの拠点やグローバルネットワークを通じて、企業、金融、政府などのリーダーやイノベーターと協働している。
本プログラムにおいて、株式会社esaは主に以下のテーマに取り組むとしている。
- 英国・欧州市場におけるプラスチックリサイクル、再生材利用、サーキュラーエコノミー市場の理解
- 海外市場におけるesaの技術・事業モデルのバリュープロポジションの検証
- 現地企業や事業パートナーとの協業可能性の探索
- 投資家・企業・研究機関など、ケンブリッジおよび英国のイノベーションエコシステムとのネットワーク構築
- 日本発の資源循環モデルの海外展開に向けた事業戦略の具体化
株式会社esaは、樹脂などが複合した分別の難しいプラスチックを再資源化する独自のマテリアルリサイクル技術「esa method」を展開している。特殊な混練機構と温度・圧力制御によって、異種素材が混在した状態でも安定した再生処理を可能にし、再生プラスチックペレット「Repla」を製造する。また、再生材100%の物流用「Replaパレット」など、再生材の用途開拓を含めた循環の仕組みづくりを進めてきた。
同社の代表取締役である黒川 周子は、世界有数のサステナビリティ研究・イノベーションのネットワークを持つCISLとのプログラム参加を大きな機会と捉えており、技術や事業モデルを英国・欧州市場でも検証して国や地域を越えたプラスチック循環社会の実現につなげたい旨を述べている。同社は、必要なプラスチックを資源として適切に使い続ける「Withプラ」の考え方についても、海外関係者との対話を通じて発展させていく構えだ。



株式会社esaについて

東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階「0 Club(ゼロクラブ)」に本社を置く株式会社esa(代表取締役:黒川 周子)は、2022年3月1日に設立された。社名のesaは「Environmental Solutions Architect」の頭文字に由来する。
- 会社名:株式会社esa
- 設立年月:2022年3月1日
- 住所:東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階「0 Club(ゼロクラブ)」
- 代表取締役:黒川 周子
- 事業内容:一般・産業廃棄物のリサイクルコンサルティング、プラスチック廃棄物のリサイクル、プラスチックペレットの加工、販売プラスチック製品の開発、販売
- URL:https://esa-gl.com/
本記事は株式会社esaの発表をもとに作成されています。
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