LeapAI、撮影不要のAI動画制作LeapAI.Zeroの制作サンプルを公開
株式会社LeapAIは、撮影を行わずにCM水準の映像を制作するAI動画制作サービス「LeapAI.Zero」の制作サンプルを公開した。公開されたのは、スポーツイベントを想定した「新シーズン開幕ムービー」と、木造住宅メーカーのWeb CMシリーズ「住」「体」「休」篇の全3篇である。企業の広報やマーケティング、人事、イベントなどの担当者に向けて、企画・構成からAIによる映像生成、編集までを一気通貫で提供する。
撮影機材やキャストを用意せず映像を生成
LeapAI.Zeroは、カメラやキャスト、ロケ地を用意することなく、AIによって映像を生成するサービスである。手持ちの写真や映像、ロゴなどの素材を組み合わせることも可能となっている。対象とする用途には、採用動画、横型のWeb CM、イベント用動画、店頭や駅などのデジタルサイネージが挙げられている。

実写の撮影で発生するキャスト・モデルの出演料(1名あたり8万〜30万円)、撮影機材費(1日あたり3万〜25万円)、スタジオ・ロケ地の使用料(1日あたり3万〜30万円)、カメラマン・撮影スタッフの人件費(1人・1日あたり5万〜15万円)、ヘアメイク・スタイリスト費(1人・1日あたり3万〜10万円)、撮り直しの費用(撮影1日分として20万〜80万円)といった費用がかからない仕組みとなっている(金額は動画制作会社や比較サイトが公開している実写撮影費の一般的な目安)。なお、企画・構成、編集、ナレーションや音楽などの費用はサービス料金に含まれている。
今回公開された制作サンプルの1本目は、架空のプロサッカークラブ「キリガ霞見」の新シーズン開幕を想定した約14秒のイベント用オープニング映像である。スタジアムの全景や選手入場前の通路、ゴール後の歓喜など、実写では日程調整や撮影許可が必要となる場面をAIで生成している。
2本目は、架空の木造住宅メーカー「岡田住宅工業」を想定したWeb CMシリーズ「住」「体」「休」篇(各10〜15秒)である。黄色い空間に置かれた木製の文字の隣に女性が立つことで「にんべん(亻)」となり漢字が完成する構成で、同一の人物や空間を用いながら文字のみを差し替える展開となっている。登場人物の表情や仕草、木目の質感まですべてAIで生成されている。


料金の目安と制作の流れ
制作料金は動画の出稿先や長さ、本数によって決定され、1本からの単発依頼に対応する。料金の目安は以下の通りである。

- 30秒/1本:25万円〜(税別・目安)
- 60秒/1本:45万円〜(税別・目安)
出稿先や用途、内容によって金額が変わる場合があるため、事前の打ち合わせを経て正式な見積もりが提示される。制作の流れは、無料相談、すり合わせ・見積もり、企画・構成の確認、動画制作・初稿確認を経て納品となる。納品形式はWeb CMやサイネージ向けの横長、SNSや広告向けの縦長など、媒体に合わせた比率に対応する。
背景と今後の展開
株式会社サイバーエージェントと株式会社デジタルインファクトが共同で実施した「2025年国内動画広告の市場調査」(2026年3月9日発表)によると、2025年の国内動画広告市場は前年比122.2%の8,855億円に達し、2029年には1兆6,336億円に達すると予測されている。
株式会社LeapAI代表取締役の岩田侑城氏は、実写では試合当日にしか撮影できない熱狂や、短いCMにおける一瞬の表情や間について「AIなら、そのどちらも撮影なしで、狙った一瞬まで描き込めます。イベントでも、広告でも、伝えたいことと使う場所から逆算して、事業を前に進める一本をつくっていきます」とコメントしている。
株式会社LeapAIの概要
- 会社名:株式会社LeapAI
- 代表者:代表取締役 岩田侑城
- 設立:2024年9月
- 所在地:〒105-7510 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー10F
- 事業内容:AX支援事業(AI顧問・AI実装支援・AI研修・AI社員導入)/AIクリエイティブ事業(縦型ショートAI動画制作・AI動画制作・AIクリエイティブ事業創出支援)
- URL:https://www.leap-ai.co.jp/
本記事は株式会社LeapAIの発表をもとに作成。市場調査データは株式会社サイバーエージェントの公表情報に基づく。
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