株式会社EQ、EQPIアナリスト養成講座を通じた新たな人材育成のあり方を提案
株式会社EQは、企業の次世代を担うリーダーや管理職、人材育成担当者を対象に、感情に関する専門知識とEQ検査の分析手法を習得する「EQPIアナリスト養成講座」を通じて新たな人材育成のあり方を提案している。同社はEQ理論提唱者であるピーター・サロベイ(Peter Salovey)氏とジョン・メイヤー(John D. Mayer)氏との情報交換を行いながらEQを活用した人材育成サービスを展開している。同講座は2026年9月現在、国内外で約150社(750名以上)が受講・認定されている。

経験や勘に依存しない人材育成の背景
多様な価値観や働き方を持つ人材が共に働く現代の組織では、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進や心理的安全性の確保が重要な課題となっている。その実現に向けては、制度や環境の整備だけでなく、育成に携わるリーダーや管理職自身が感情や行動の背景にある個人差を理解し、一人ひとりに適した関わり方を選択できることが重要とされる。
部下やメンバーの育成は従来、管理職自身の経験や価値観、コミュニケーション能力に委ねられる部分が少なくなかった。しかし、同じ言葉や出来事に対しても受け止め方や行動への影響は人によって異なるため、画一的な指導や自身の成功体験に基づく育成には限界があるという。
こうした中、感情を認識・理解し、望む結果につながるように知的に活用するスキルであるEQ(Emotional Intelligence)が注目されている。EQの知識を身につけることで、メンバーの感情や行動の背景にある個人差に目を向けたコミュニケーションや、性格特性を踏まえたサポートがしやすくなるとされている。
講座で習得する4つの視点とアプローチ
EQPIアナリスト養成講座は、EQ理論をもとに人材育成のために開発されたEQ検査(EQPI)を活用し、結果を読み解くための専門知識と分析の視点を習得するプログラムとなっている。また、感情やEQへの理解を深め、多様性の時代に求められる人材育成へ生かす方法を学ぶ。
同講座では、検査結果による評価や分類ではなく、個人の可能性を引き出すためのデータ活用を目指し、主に以下の4点を身につける。
- 個人差を理解する:性格特性から自分と他者の特徴や考え方の違いを理解し、個性を尊重する
- その人に合った役割や、活躍の可能性を考える:強みや持ち味を理解し、適性を生かせる役割や力を発揮しやすい環境について考える
- 感情と行動の関係を理解する:EQの発揮状態から日々の反応や行動を多角的に捉える
- 一人ひとりに合った関わり方を考える:コミュニケーションや成長支援の方法を考え、具体的な行動につなげる
多様性を尊重し心理的安全性のある組織へ
心理的安全性のある職場づくりに向けては、メンバーが意見や不安を安心して表現できる日常的な関わり方が欠かせず、育成側が自身の感情や価値観の影響に気づき、相手を理解しようとする姿勢が求められる。株式会社EQは、同講座で学ぶ知識や分析スキルがそうした実践を支える基盤になるとし、人材育成を担う人が人と感情についての専門知識を持つことを、新たな人材育成のスタンダードにしたい考えを示している。
講座概要
- 講座名称:EQPIアナリスト養成講座
- 受講形式:オンライン・対面
- 講座期間:2日間(9時~17時)+60分の個別セッション(別途調整)
- 主催:株式会社EQ
- 定員:最小4名~最大10名/回
- 詳細URL:https://eq1990.com/seminar/
開催日は希望を受けて調整される。費用や詳細については公式サイトで案内されている。
本記事は株式会社EQの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



