Qobuzが米TIME誌の2026年最高の発明品に選出 世界27か国に展開
高音質音楽プラットフォーム「Qobuz(コバズ)」が、米TIME誌の「2026年最高の発明品」において、エンターテインメント・ゲーミング部門に選出された。「2026年最高の発明品」は、世界をより良く、よりスマートで、より楽しいものにする革新的な発明300件を選出する企画である。Qobuzはハイレゾ音質での再生に加え、専門家によるキュレーションや独自の音楽ジャーナリズムなどを提供している。
TIME誌による選出と評価内容
米TIME誌は選出にあたり、Qobuzについて「Qobuzには広告がなく、プレイリストは人間によってキュレーションされている。また、同サービスは競合他社よりも1再生あたりのロイヤリティ支払額が高いことを確認している」と紹介している。あわせて同誌は、Qobuzの「新たに獲得したクールな存在としての地位(Newfound cool-kid status)」にも言及した。
全選出リストは、TIME「Best Inventions of 2026」(https://time.com/best-inventions-2026/)で公開されている。
機能刷新とAI生成楽曲への対応
Qobuzは2026年、音楽プレイヤーのデザインを全面刷新し、楽曲の詳細なクレジット情報や編集コンテンツへのアクセスを拡充した。
また、音楽業界における透明性の向上に向けた取り組みとして、AI生成音楽への対応方針を定めた「AI Charter(AI基本方針)」の発表や、AI生成と特定された楽曲を識別するタグの導入を行っている。さらに、アプリから対応機器へ直接ストリーミング再生できる「Qobuz Connect」の対応機器およびパートナーの拡大を継続している。
国内外のアーティストや音楽コミュニティとの連携
アーティストや音楽コミュニティとの連携において、ヒップホップアーティストyasiin bey(旧名:Mos Def)の名盤『The Ecstatic』の独占ストリーミング配信や、Sylvan Essoとのパートナーシップによるリスニングイベントおよび独占ライブ音源のリリースなどを実施してきた。さらに、音楽研究家アラン・ローマックス(Alan Lomax)のプロジェクト「American Patchwork」の録音から77の貴重なパフォーマンスを修復・リマスターして配信したほか、Rough Trade、KCRW、Newport Festivals Foundationとのパートナーシップも展開している。
日本国内では、2026年8月にシンガーソングライター・眞名子新氏の新アルバムを高音質音源で聴く特別試聴イベントを開催した。11月には小林慶一郎氏との試聴イベントの開催も予定している。
Qobuzは2026年10月23日にポーランドでサービスを開始し、展開国は世界27か国となった。録音音楽市場として世界第16位のポーランドは、有料サブスクリプションを原動力に成長する市場の一つとされている。
業績面において、Qobuzは2025年に45.7%の成長を遂げており、2027年3月には純利益の黒字化を見込んでいるとしている。
Qobuzの概要
- 創業:2007年
- サービス提供国:ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア、日本を含む世界27か国
- 提供音源:1億曲以上のロスレス音源(CD品質、最大24bit/192kHzのハイレゾ音源、DXD、DSD)
- 認証:日本オーディオ協会(JAS)の「Hi-Res Audio」認証を取得
- 公式サイト:https://www.qobuz.com/
同サービスは2023年にコミュニティ「Qobuz Club」を開設したほか、2025年には音楽プラットフォームとして初めて検証済みの1再生あたりの平均支払額(US$0.01873)を公開した。2026年9月からはAI生成コンテンツを識別する「AIタグ」を導入している。
本記事はQobuzの発表をもとに作成されています。
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