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CULUMUとEGテスティングサービス、Webアクセシビリティ領域で連携開始

株式会社STYZが運営するインクルーシブデザインスタジオ「CULUMU(クルム)」は、第三者検証を手掛けるEGテスティングサービス株式会社とWebアクセシビリティ領域での連携を開始しました。CULUMUが開発した診断自動化ツール「AXY」をEGテスティングサービスの診断サービスに組み込むことで、サービスの高速化と低価格化を実現します。さらに、専門家による検証と障害当事者による利用評価を組み合わせた診断体制を提供します。

連携の背景とアクセシビリティ対応の現状

2024年4月に施行された改正障害者差別解消法により合理的配慮の提供が義務づけられ、Webアクセシビリティへの対応が重要視されています。しかし、現場では工数や専門人材の不足が課題となっています。

2016年から義務の対象となっている公的機関を対象にした総務省の調査では、Webアクセシビリティの確保に取り組んでいない理由として「人員や予算が限られており、十分な投資ができない」(65.6%)、「アクセシビリティに関する専門知識や経験を持つ人員がいない」(59.4%)が挙げられました。また、JIS規格(JIS X 8341-3)の改正が見込まれることについては「把握しているが、取組は行っていない」(44.9%)、「把握していなかった」(33.4%)と回答され、合わせて8割弱が未着手の状況にあります。

加えて、アクセシビリティ対応は検索エンジンや生成AIへの最適化にも関連しています。Googleが2026年5月に公開した生成AI機能向けの最適化ガイドでは、セマンティックHTMLの使用や見出しによる構造整理など、従来のSEOやアクセシビリティの規格(WCAG、JIS X 8341-3)と重なる実装が推奨されています。

自動化ツール「AXY」の導入と当事者評価の提供

今回の連携では、CULUMUが開発したWebサイトの読み取りやすさを診断する自動化ツール「AXY」を、EGテスティングサービスの診断プロセスに組み込みます。これにより、従来人手で行っていた検出作業を自動化し、診断工数の削減を図ります。

さらに、EGテスティングサービスが提供する「ユーザビリティレポート」に加え、CULUMUによる「障害当事者による利用評価レポート」を組み合わせて提供します。CULUMUが評価項目の設計から当事者のアサイン、実利用環境での評価やインタビュー、改善レポート作成までを担当し、自動診断や専門家診断だけでは検出しにくい利用上の課題を可視化します。利用企業はEGテスティングサービスに窓口や契約を一本化した状態でこれらのサービスを利用できます。

これにより、AI診断による網羅的な確認、第三者検証の専門家による規格適合の判定、障害当事者による実利用の評価という3つの軸で検証を行う体制を構築します。

連携する両社の概要

サービスを提供する両社の概要は以下の通りです。

EGテスティングサービス株式会社

  • 代表者:代表取締役 堤 雄太郎
  • 所在地:東京都豊島区西池袋5丁目14-8
  • 設立:2014年10月1日
  • 資本金:2,500万円(2026年3月末日現在)
  • 業務内容:ソフトウェア及びハードウェアのデバッグ業務
  • URL:https://www.eg-testing.co.jp/

株式会社STYZ

  • 代表者:代表取締役社長 田中 辰也
  • 所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿102
  • 設立:2016年3月
  • 資本金:143,695,003円
  • 従業員数:60名(業務委託含む)
  • HP:https://styz.io/

本記事は株式会社STYZの発表および総務省、Googleの公表情報をもとに作成しました。

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