SO Technologies、ATOMに提案支援機能のβ版を無料提供開始
ソウルドアウト株式会社の連結子会社であるSO Technologies株式会社は、広告会社向け運用支援SaaS「ATOM(アトム)」において、新機能「提案支援機能」のβ版の無料提供を開始した。広告会社の提案や営業活動を支援するもので、データの収集から配信計画の作成までをサポートする。蓄積された配信実績の活用や業界指標の参照により、社内知見の共有と提案準備の効率化を推進するとしている。

新機能追加の背景と課題

広告会社の提案業務では、類似事例を探すために社内の担当者へ個別確認したり、過去の資料から実績を収集したりする手間が発生している。また、自社に実績の少ない業種・商材では提案根拠となる数値の用意が難しく、ノウハウが一部の経験豊富な担当者に偏ることで、提案のスピードや品質が個人のスキルに左右されやすい点が課題となっていた。
このような背景を受け、ATOMに日々蓄積される広告配信実績を次の提案に活用できる仕組みが構築された。自社の類似事例が少ない場合にも、匿名化・統計化された業界・商材別の参考指標を確認できる環境を整えることで、社内知見の共有と提案準備の効率化を推進する。従来の運用領域支援に加え、広告会社の提案・営業活動まで支援領域を拡張していく方針だ。
提案支援機能β版の主な特徴
提案支援機能(β版)は、提案の根拠となるデータの収集から配信計画の作成までを支援する。主な特徴は以下の通りとなっている。
- 自社の配信実績を組織の知見として活用:商材・媒体・配信目的などの条件で事例を検索・比較できる。担当者ごとに分散・埋もれていた実績情報を組織全体のナレッジとして可視化し、提案の根拠として活用可能となる。
- 市場指標による提案根拠の補強:ATOM内の広告配信データを匿名化・統計化した業界・商材別の数値や推移を確認できる。自社に実績がない領域の提案であっても、参考指標を活用することで説得力のある提案を作成できる。
- 配信計画の作成から提案資料への転記までを効率化:ExcelやGoogle スプレッドシートで一からシミュレーションを作成する手間を削減する。本機能で作成した配信計画の数値をそのまま提案資料に転用できるため、提案準備にかかる工数を短縮する。

なお、β版の対応媒体・参照期間は機能によって異なる。
幅広い利用シーンと提供条件
提案支援機能(β版)は、営業や提案フェーズだけでなく、運用改善や社内育成など幅広い業務シーンでの利用が見込まれている。具体的には、新規顧客への提案、未経験の業種・商材への提案、既存顧客への予算増額・媒体追加の提案、運用改善、社内のナレッジ共有・育成などが挙げられている。
提供条件は以下の通りとなっている。
- 提供形態:β版
- 対象:ATOMをご契約の企業
- 価格:β版期間は追加料金なし
- 無料期間終了後:有料オプションとしての提供を予定(終了時期・料金は決まり次第案内)
同社は、β版の利用企業からのフィードバックをもとに機能の改善を進めるとしている。
広告運用支援SaaS「ATOM」について
ATOMは、リスティング広告、ディスプレイ広告、ソーシャルメディア広告、DSPなどの運用型広告に関する業務を支援するSaaSである。広告レポートの作成、進捗管理、アラート、データ連携などを通じて、広告会社の運用工数の削減と売上拡大を支援する。
Google 広告、LINEヤフー広告(旧Yahoo!広告)、Amazon広告、Indeed、各種SNS広告などを含む15種以上の広告媒体に対応している。2015年の提供開始以来、累計800社以上の企業に利用されている(対応媒体の表記はATOM全体のものであり、提案支援機能の対応媒体は機能ごとに異なる)。
同サービスを開発・提供するSO Technologies株式会社は東京都文京区に東京本社を置き、代表取締役を児島 智氏が務める。親会社であるソウルドアウト株式会社は北川 共史氏が代表取締役社長CEO兼CCOを務めている。
サービスサイト:https://atomdata.jp
本記事はSO Technologies株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



