ギャプライズ、国内ECサイトの表示速度ランキングを発表
株式会社ギャプライズは、2026年9月国内ネット通販事業者のECサイト表示速度ランキングを発表しました。今回の発表では、これまで主軸指標としてきた「LCP(最大コンテンツの表示速度)」に代わり、「1秒以内表示率」を新たな主軸指標として採用しています。Googleが推奨するLCP2.5秒以内の達成率が90%を超えるサイトは426サイト中139サイトに上りました。
調査の概要と新指標の採用
今回の調査は株式会社ギャプライズが実施したもので、調査期間は2026年10月時点でのデータ調査となっています。調査対象は、通販新聞社が発表した第85回通販・通教売上高ランキング上位300社の運営サイトです。調査方法として、Google社のChrome ユーザー エクスペリエンス レポートの公式データセットを使用し、各サイトのドメインレベルで4G回線かつモバイルデバイスのLCP(最大コンテンツの描画)を比較しています。
同社は9月から、ランキングの主軸指標を「1秒以内表示率」に変更しました。これはモバイル回線(4G)でのアクセスのうち、何%が1秒以内にメインコンテンツを表示できたかを示す指標です。ページの主要コンテンツが表示されるまでの時間を示すLCPについて、Googleは2.5秒以内を良好、4秒超を低いと判断する基準を設けていますが、ルノー社の改善事例によると1秒未満まで改善効果が得られることがわかっています。合格基準を満たしたかを示すLCPに対し、「1秒以内表示率」は実際に何割のユーザーが速さを体感できたかをより直接的に示す指標としています。
首位はWebコミック ラザ、アマゾンは180位に

ランキングの1位は「Webコミック ラザ(まんだらけ)」で、1秒以内表示率は87.3%となり首位を維持しました。
トップ10のうち、前月もトップ10に入っていたのは6サイトです。「高島屋ふるさと納税」が9位から4位へ、「フジ・コーポレーション」が16位から9位へ上がった一方、前月10位だった「ノジマ iPhone」は圏外へ落ちる結果となりました。


また、アマゾン(www.amazon.co.jp)の1秒以内表示率は45.4%で、421サイト中180位でした。前月の194位から順位を上げたものの、アマゾンを上回るサイトはなお179サイト存在しています。
前月比での変動とエリート層の入れ替わり
9月と10月の両方に存在した419サイトで前月比を算出したところ、変動幅の中央値は-0.1ポイントとなり、全体としてはほぼ動いていない状況でした。一方で、5ポイント以上動いたサイトは上昇34件・下降31件あり、個社単位では大きな入れ替わりが見られます。

1秒以内表示率70%以上の「エリート層」は30サイトから31サイトへ増加したものの、その顔ぶれは変化しています。新規参入として以下の5サイトが加わりました。
- ロイズ
- WELLP
- DECENCIA
- アイジェネリックストア
- 集英社HAPPY
同社は前月比の検証を通じ、上位圏は固定されたものではなく1か月単位で入れ替わるため、到達することよりも維持することのほうが難しいという事実が見えたとしています。なお、11位以下〜421位の完全ランキングなどの詳細はMarTechLabおよび無料資料に収録されているほか、Time To First Byte(TTFB)やLargest Contentful Paint(LCP)などのパフォーマンスメトリクスを調査するウェブサイトパフォーマンス無料診断も行われています。
株式会社ギャプライズの概要
海外SaaS商社としてデジタルビジネス支援を行う株式会社ギャプライズの概要は以下の通りです。
- 社名:株式会社ギャプライズ
- 設⽴:2005年1⽉27⽇
- 代表者:代表取締役CEO 甲斐 亮之
- 資本⾦:2,000万円
- 所在地:東京都千代⽥区神⽥錦町2-2-1 KANDA SQUARE WeWork 11F
- コーポレートサイト:https://www.gaprise.com/
本記事は株式会社ギャプライズの発表をもとに作成されています。
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