健全AI推進協会がcccskills初の法人評議員に就任 審査や運営に助言
株式会社ウォーカーが運営するAI エージェント向けマーケット「cccskills(シーシーシースキルズ)」において、2026 年 10 月 27 日付で一般社団法人 健全AI推進協会(HAiiA)が評議員に就任した。HAiiA は同サービスで初となる法人評議員で、会議やレビューには代表理事の伊藤 哲也が担当者として参加する。外部から審査や運営への助言、監督を行う体制を整える。
評議員の役割と設置の背景
cccskills は「安全で安心できるAIスキルの流通を目指す」という理念のもと、運営から独立した立場で審査や運営に意見を出す評議員を 2026 年 10 月から個人と法人の両方で募集している。評議員が担うのは、公開審査への助言、セキュリティ審査、運営の監督、コミュニティ代表の 4 つの役割となる。評議会が行うのは助言と勧告であり、最終的な判断は運営会社が行うが、勧告に従わなかった場合はその理由が公開される。

現在、cccskills には 10 万件を超えるスキルが掲載されており、AI による安全面の判定や実動作の比較検証、利用者からの通報を組み合わせて安全を確認している。評議員は、こうした安全確保の仕組みにおける線引きが運営の都合に偏っていないかを外部から確かめる役割を果たす。
健全AI推進協会(HAiiA)の視点を審査に反映
健全AI推進協会(Healthy AI Integration Association、HAiiA)は、「誰もが、AIとともに可能性をひらき続けられる社会へ」を掲げ、AI と人間の健全な関係を推進する団体だ。事業の選定において「目的は健全か」「設計は健全か」「未来は健全か」という 3 つの問いと事業主への聞き取りを行っている。人の尊厳や安全、利用者の自己決定権を損なわない設計を求める同協会の物差しを、cccskills の審査や運営の判断に取り入れる狙いがある。
HAiiA 代表理事の伊藤 哲也は、「誰もが安心してスキルを選び、AI とともに可能性をひらき続けられる場をつくるために、運営の外から率直に意見を出していきます」とコメントしている。
運営会社との関係と透明性の確保
cccskills を運営する株式会社ウォーカーの代表取締役 伊東 雄歩は、HAiiA の理事を務めている。また、同社が運営する DX コンテスト「DigiTech Quest」は、HAiiA のサイトで推進事業の例として紹介されている。
cccskills では運営会社の役員が役員を務める法人・団体が評議員に就く場合の規定を設けており、両者の関係を評議員の紹介と併せて公開している。さらに、当該団体が関わる案件では評議員と運営会社役員の双方が審議と判断に参加しないほか、議決権は 1 者 1 票、同じ企業グループからは 1 者まで、法人評議員は評議員全体の半数未満とするといったルールを適用する。これらの関係性は、同サービスのメンバーページ(https://cccskills.com/members)で公開されている。
評議員の募集と今後の展開

cccskills は、個人および法人の評議員を引き続き随時募集している。任期は 1 年(再任可)で無報酬、活動はオンラインで実施される。Claude Code などで Agent Skills を利用または作成している人であれば、セキュリティの専門家でなくても応募できる。募集要項と応募フォームは専用ページ(https://cccskills.com/council)で案内されている。
団体・会社概要
- 名称:一般社団法人 健全AI推進協会(Healthy AI Integration Association、HAiiA)
- 代表者:代表理事 伊藤 哲也
- 所在地:東京都港区浜松町2-2-15
- 設立:2025 年 6 月
- Web サイト:https://www.haiia.org/
- 会社名:株式会社ウォーカー
- 所在地:〒113-0034 東京都文京区湯島3-14-8 加田湯島ビル5階
- 代表者:代表取締役 伊東 雄歩
- 事業内容:Agent Skills マーケット「cccskills」、セルフブランディングの投稿サービス「MiraiPage」、学生と企業の DX コンテスト「DigiTech Quest」の運営
本記事は株式会社ウォーカーの発表をもとに作成。
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