中小企業の生成AI活用実態白書を発表 個人とチームの効率に12.4ポイント差
チーム向けAIエージェント「TANKA」を開発・提供するTANKA, Inc.は、2026年10月21日(水)〜23日(金)に幕張メッセで開催された「Japan IT Week【秋】2026」に初出展しました。同社は展示会に合わせ、国内の中小企業で業務に生成AIを利用している人を対象とした調査結果をまとめた『中小企業の生成AI活用実態白書』を発表しました。



個人とチームの効率化に12.4ポイントの差
調査によると、「生成AIによって自分の作業が速くなった」と回答した人は64.2%だったのに対し、「チーム全体の仕事が速くなった」と回答した人は51.8%にとどまり、個人とチームの間で12.4ポイントの差が生じていることが分かりました。

また、仕事が止まる最大の原因について尋ねたところ、返信や承認の待ち、情報や過去の経緯探し、業務の引き継ぎ、背景の説明など、「人と人の間」にあたる項目を選んだ人は合計71.0%にのぼりました。TANKA, Inc.は、チーム全体の効率化を進めるには個人の作業支援に加え、チーム内の情報共有や業務の受け渡しを支えることが重要だとしています。


自分が使っている生成AIが、チームの事情(誰が何を担当しているか、案件の経緯、過去に決まったこと)を「ほとんど/全く知らない」と回答した人は39.2%でした。さらに、AIで作った資料や関連情報をチームで「仕組みとして共有している」と回答した人は24.0%にとどまりました。
AIを使って作成した成果物であっても、その背景や判断の根拠が個人のチャット履歴やパソコン内に埋もれてしまうことで、別のメンバーが引き継ぐ際に過去の経緯を一から調べ直すなどの二度手間が生じやすくなっている状況がうかがえます。

議事録整理や引き継ぎなど経験を共有するAIへの需要
チームの背景を把握しているAIを想定し、任せたい業務を複数回答で尋ねた設問では、『議事録と決定事項・宿題の整理』(39.6%)が最も多く、次いで『引き継ぎ・担当者不在時の対応』(28.4%)が上位となりました。
中小企業では業務のノウハウが特定の社員に集中しやすく、担当者が替わる際に過去の経緯や進行中のタスクの背景をどう引き継ぐかが課題とされています。同社は、仕事の中で生まれる文脈や意思決定の履歴を継続的に蓄積・整理することで、特定の個人の記憶に頼らない仕組みづくりを支援するとしています。
調査概要と会社概要
「中小企業における生成AIの業務活用に関する実態調査」の概要は以下の通りです。
- 調査名:中小企業における生成AIの業務活用に関する実態調査
- 調査方法:インターネット調査(調査主体:TANKA, Inc./調査ツール:セルフ型アンケートツール「Freeasy」)
- 調査対象:従業員 100 人未満の国内中小企業に勤務し、業務で生成 AI を利用している経営者・役員・従業員
- 調査期間:2026年10月16日〜10月19日
- 有効回答数:500件(男性377人・女性123人)
- 回答者の役職:経営者・役員12.6%、部長クラス14.2%、課長・マネージャークラス21.2%、係長・主任・リーダークラス17.4%、一般社員33.4%、その他1.2%
- 備考:複数回答の設問は合計が100%になりません
TANKA, Inc.の概要は以下の通りです。
- 社名:TANKA, Inc.(米国カリフォルニア州レッドウッドシティ)
- 日本拠点:東京都港区六本木7丁目7番7号 TRI-SEVEN ROPPONGI 10階
- TANKA Japan代表:ウィリアム・ワン
- 事業内容:チーム向けAIエージェント「TANKA」の開発・提供
- 日本公式サイト:https://jp.tanka.ai/
本記事はTANKA, Inc.の発表をもとに作成しました。
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