エーディテクノ 4Kマルチコンバーター UHD_X_TS を2026年8月発売へ
株式会社エーディテクノは、Digital Forecast社製の簡易アナライザー機能を搭載した4Kマルチコンバーター「UHD_X_TS」を、2026年8月31日より日本市場向けに販売開始します。
同製品は、SMPTE規格に準拠した4K映像および音声信号の入出力をサポートし、信号変換と品質確認を1台で完結できるマルチフォーマット信号コンバーターです。放送局やCATV、イベント施工、医療機関など、多様な映像制作・送出現場での活用を見込んでいます。
信号変換と品質確認を1台で実現
UHD_X_TSは、12G-SDI、HDMI 2.0、OPTIC(光ファイバー、SFPモジュールは別売り)に対応し、4K映像のアップ、ダウン、クロスコンバート機能を備えています。入力信号を接続先機器のフォーマットに合わせて変換できるほか、すべての出力端子から同時に分配出力することが可能です。なお、3G-SDI出力はLevel Aのみ対応し、HDCPには非対応となっています。


また、信号品質を確認するための簡易アナライザー機能も搭載しています。SDI入力時のみ確認可能なアイパターンモニタリングや簡易波形表示により信号品質およびジッタ状態を確認できるほか、HDMI入力における信号Lossや解像度、HDCPの有無のチェックに対応します。オーディオレベルモニタリングは1〜7chに対応し(8chは使用不可)、SDIおよびHDMI信号に含まれる音声状態をリアルタイムで把握できます。
現場対応力を高める操作パネルとテスト機能
本体前面には操作用の7型ワイドタッチパネルを搭載しており、入力映像のプレビューや各種信号ステータスの確認、測定モードの切り替えなどを直感的に行えます。


さらに、カラーバーやパソロジカルなど9種類のテストパターン生成機能を備えるほか、SDカード(最大30ファイル、対応再生フォーマットは取扱説明書に準拠)に保存した動画ファイルの再生にも対応します。また、TPG機能やmicroSDカード再生信号をループ入力することで信号品質と推定ケーブル長を計測できる「LOOP TESTモード」も備えています。なお、ケーブル長の測定値は信号減衰をもとに算出した概算値となります。



機動性を高める装備と長距離伝送オプション

筐体にはVマウントプレートが標準装備されているほか、専用キャリーケースが付属します。推奨VマウントバッテリーにはNEP社製が挙げられています。


また、別売りの専用光ファイバーSFPモジュール(型番:12G_SFP_TX / 12G_SFP_RX)を使用することで、最長10kmまでの信号延長が可能です。これにより、スタジアムやスタジオ間などにおける長距離伝送に対応します。
製品化にあたり、Digital Forecast社CEOのHarry Kim氏は、同製品がエーディテクノとの3年にわたる技術的連携のもとで日本の現場が求める品質基準や操作性を追求して完成したモデルである旨をコメントしています。
株式会社エーディテクノ 会社概要
- 設立:1997年
- 所在地:東京都千代田区
- 事業内容:液晶ディスプレイ、映像信号変換器、映像伝送ケーブルなどの画像信号処理装置の開発・製造
本記事は株式会社エーディテクノの発表をもとに作成しています。
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