フィッシュパス、亀山市や百五銀行と野生生物の生息把握の実証事業を開始へ
株式会社フィッシュパスは、三重県亀山市および株式会社百五銀行と連携し、亀山市内における野生生物の生息・出没状況等の把握に向けた実証事業を開始します。本実証事業は、百五銀行と亀山市が締結している「亀山市におけるネイチャーポジティブの実現に向けたまちづくり推進に係る連携協定」にもとづく取組みの一環として実施されます。同社が持つ技術や知見を活用してデータを収集・分析し、生物多様性の保全と獣害対策の両立を目指す方針です。
実証事業の背景と目的
近年、生物多様性の損失が進む一方で、野生生物による農作物被害などが地域課題となり、人と自然との関係をめぐる課題が顕在化しています。対策の検討には、野生生物がどこに生息し、どこに出没しているのかといった状況を把握し、データにもとづいて分析することが重要とされています。
福井県坂井市に拠点を置く株式会社フィッシュパスは、オンライン遊漁券アプリ「フィッシュパス」の企画・開発・運営に加え、環境DNA分析等を活用した生物多様性の可視化に関する事業に取り組んでいます。今回の実証では、こうした技術や知見を活用し、自然環境に関するデータを地域課題の解決に役立てる新たなモデルの構築を目指しています。
実証事業の概要と参画各者の役割
実証事業の期間は2026年10月~2027年2月(予定)で、三重県亀山市内を対象に実施されます。野生生物の生息・出没状況等に関するデータ収集や地域課題の可視化を行い、生物多様性保全および獣害対策への活用可能性を検証します。
実証事業における各者の役割は以下の通りです。
- 亀山市:実証フィールドの提供、地域関係者との調整、地域課題に関する情報提供
- 株式会社百五銀行:事業全体のコーディネート、関係機関との連携支援、地域課題の解決に向けた伴走支援
- 株式会社フィッシュパス:実証事業の企画・運営、データ収集・分析、技術的支援
自治体、地域金融機関、スタートアップ企業がそれぞれの強みを持ち寄ることで、地域の自然環境に関する課題をデータにもとづいて解決していくモデルの構築を図ります。
今後の展開と「MIE StartUp FIELD」への参加
株式会社フィッシュパスは、三重県が実施する「令和8年度みえスタートアップ実証実験サポート事業『MIE StartUp FIELD』」の採択事業者として同プログラムに参加しています。「MIE StartUp FIELD」は、地方の課題解決に資する製品・サービスを開発する県外スタートアップを対象に、三重県内での実証実験を支援する取り組みです。
本事業で得られた成果は、2027年2月に予定されている「MIE StartUp FIELD」の成果発表などを通じて発信される予定です。また、本実証の成果を活用し、他地域への展開についても検討していくとしています。
株式会社フィッシュパスの概要
- 会社名:株式会社フィッシュパス
- 所在地:福井県坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16
- 代表者:代表取締役 西村 成弘
- 設立:2016年10月
- 事業内容:オンライン遊漁券アプリ「フィッシュパス」の企画・開発・運営、環境DNA調査事業
- コーポレートサイト:https://fishpass.jp/
- サービスサイト:https://www.fishpass.co.jp/
本記事は株式会社フィッシュパスの発表をもとに作成。
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