ジール、メタデータ生成・管理基盤「MD Walker」を2026年11月より提供へ
株式会社ジールは、AIエージェントによるメタデータ生成・管理ソリューション「MD Walker(エムディーウォーカー)」の提供を2026年11月1日より開始する。社内資料や実データからデータの意味や業務背景を含むメタデータを生成・管理し、AIが社内データを適切に理解・活用できる環境づくりを支援する。生成したメタデータは人による確認や更新を前提として継続管理を行い、高品質なメタデータの整備から維持管理までを一貫して実現することを目指す。
開発の背景と目的
近年、生成AIやAIエージェントを活用した業務効率化への取り組みが拡大する一方で、社内データの活用やAI活用を支えるメタデータの整備不足が課題となっている。また、メタデータの整備や維持には多くの工数を要し、データやシステムに関する知識の属人化も進んでいる。こうした課題の解決に向け、ジールはAIエージェントを活用したメタデータ生成ソリューションとして「MD Walker」を開発した。
本ソリューションには主に3つの特長がある。
1点目は、散在する情報を横断してデータの意味と業務背景を可視化する点だ。AIエージェントが設計書・仕様書・業務資料、データベース定義・実データ、実機の設定情報などを横断的に参照・照合し、データの構造だけでは把握しにくい業務上の意味や用途、利用上の注意事項をメタデータとして整理する。
2点目は、多様なデータ資産に合わせたメタデータ設計ができる点である。DB・DWHの構造化データを標準対象としつつ、個別の導入開発によりドキュメントやBIレポートなどにも対象を拡張できる。データ資産の種類や利用目的に応じてメタデータの項目を柔軟に設計可能としている。
3点目は、AIによる生成と人による確認の組み合わせによる信頼性の確保だ。AIが生成したメタデータ案を担当者が確認・修正することで、資料や実データだけでは読み取れない業務知識を補完する。業務実態を反映した信頼性の高いメタデータの整備を支援し、人によるデータ探索やAIが参照する知識基盤として活用できる。
提供形態と今後の展開
「MD Walker」は利用環境や要件に応じた導入開発が可能で、生成するメタデータの項目や生成プロセスの設計ができるほか、既存のデータカタログやAIアプリケーションとの連携にも対応する。提供開始日は2026年11月1日となっている。
現在は環境や要件に応じた専用構築版を提供しており、今後は標準キットの拡充に加え、SaaS版の展開を予定している。ジールはデータ活用領域における30年以上の実績と知見を生かし、企業のDX実現を支援する方針だ。
詳細情報:https://www.zdh.co.jp/products-services/ai/md-walker/
株式会社ジールについて
株式会社ジールは、DX構想策定のコンサルティングやデータ基盤構築、AIを主軸としたデータ高度利用支援などを手掛ける東証プライム市場上場の株式会社アバントグループの 100%子会社である。
- 社名:株式会社ジール
- 設立:2012 年 7 月
- 代表者:代表取締役社長 沼田 善之
- 本社所在地:東京都品川区西五反田8丁目4-13 五反田JPビルディング11階
- URL:https://www.zdh.co.jp/
本記事は株式会社ジールの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



