岩澤硝子のFUTATSUKIが2026年度グッドデザイン賞を受賞 新作発売へ
大正6年(1917年)創業で東京都指定伝統工芸品江戸硝子の窯元である岩澤硝子株式会社(東京都墨田区、代表取締役:岩澤宏太)が製造する、「ガラス製の蓋付き容器シリーズFUTATSUKI」が公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞した。あわせて、同シリーズの新作として「猪口85」「器450」「器700」、および耐熱タイプが2026年12月〜2027年3月(予定)に発売される。9月に東京ビッグサイトで開催された「LIFE×DESIGN」で初披露され、多くの反響があったという。


工業製品と手仕事が融合した3つの特徴
FUTATSUKIは、量産性と一点性の両立を追求したガラス製の容器シリーズである。量産性の高い金型製法を基盤としながらも、職人の手仕事による揺らぎや個体差、多彩なガラス表現を取り入れることで、工芸的な一点性を備えている。


また、保存容器と食器の境界を行き来する立ち位置から使い勝手を追求している。パッキンのない蓋を採用することで、密閉性の代わりに中身の取り出しやすさと洗いやすさを実現した。さらに蓋は保存用としてだけでなく、ソーサーや小皿としても使用できる。天面のくぼみは本体底部の径に対応しており、冷蔵庫内などでのスタッキングも可能となっている。
猪口や器など新商品と耐熱タイプを展開
新商品の発売により、既存の「猪口220」「猪口300」「徳利」とあわせ、全6形状の展開となる。カラーはMint/Smoke/Indigo/Ivoryを含め10色が用意される。カラーによりお値段が異なり、サイズにより展開の無いカラーがある。新商品の概要は以下の通り。

- 猪口85:小売希望価格 2,970〜4,180円(税込)/本体Φ65×H45mm/蓋 約Φ73.5×H12mm/容量 約85ml
- 器450:小売希望価格 4,950〜5,940円(税込)/本体Φ140×H45mm/蓋 約Φ148×H12mm/容量 約450ml
- 器700:小売希望価格 6,050〜7,150円(税込)/本体Φ140×H65mm/蓋 約Φ148×H12mm/容量 約700ml
- 耐熱タイプ:小売希望価格 2,970〜6,930円(税込)/硬質ガラス製。熱湯・食洗機に対応。全形状展開予定。
発売日は2026年12月〜2027年3月(予定)となっており、オフィシャルサイト(https://www.iwasawa-glass.co.jp)および取扱店にて販売される。

2026年度グッドデザイン賞の評価

受賞対象は「フタツキ コンテナー シリーズ(商品名:FUTATSUKI)/04 生活用品」である。
審査委員は、ガラス素材ゆえの形状や色の揺らぎを個性として捉え、均質であることを前提とする工業製品の中にクラフトのような「個体差を楽しむ」という価値を持ち込んだ発想を評価した。さらに、選ぶ行為そのものを商品の魅力に変えている点や、保存容器でありながらそのまま食卓に出したくなる佇まいを備えている点について、「見た目にも機能にも二つの性格が同居した、ユニークで魅力的な商品である」と評している。
なお、グッドデザイン賞は1957年に始まった「Gマーク制度」を継承する運動であり、2026年度で70回目を迎えた。
受賞展と会社概要
受賞に伴い、東京ミッドタウン(東京都港区)で開催される受賞展に出展される。
- 展示会名:GOOD DESIGN EXHIBITION 2026
- 会期:2026年10月31日(土)〜11月4日(水)
- 会場:東京ミッドタウン(東京都港区)
大正6年創業の岩澤硝子株式会社は、東京都知事認定伝統工芸士を中心に手作りのガラスにこだわり、食器、調味料入れ、花器、雑貨など多品種の江戸硝子を製作している。

- 商号:岩澤硝子株式会社
- 所在地:〒131-0043 東京都墨田区立花4丁目14-20
- 創業:大正6年(1917年)
- URL:https://www.iwasawa-glass.co.jp
本記事は岩澤硝子株式会社の発表をもとに作成。
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