店頭販促物で生成AIを感じた人は6割超 好印象が悪印象を上回る SPinno調査
販促クラウドSPinnoを提供する株式会社SPinnoは、23~65歳の男女224名を対象に実施した「生成AIで作られた店頭販促物に関する消費者意識」の調査結果を公表した。店頭POPやポスターなどを見て「生成AIで作られたのではないか」と感じた経験がある人は65.2%に達した。さらに、そう感じた人のうち企業や店舗への印象が「良くなった」「どちらかといえば良くなった」と答えた割合は37.7%となり、悪印象を持った人の割合(21.9%)を上回る結果となった。
6割以上が店頭販促物に「AIらしさ」を実感
店頭POPや店内ポスター、メニューなどを見て「生成AIで作られたのではないか」と感じたことが「よくある」「ときどきある」「まれにある」と回答した人は、合計で65.2%(146名)を占めた。

なお、本調査では回答者が見た販促物に実際に生成AIが使用されていたかどうかは確認していないが、多くの消費者が店頭販促物からAIらしさを感じ取っている実態が示された。

好印象が悪印象を上回る 20代や性別で受け止め方に差


「生成AIで作られたのではないか」と感じた経験がある146名に対し、企業や店舗への印象の変化を尋ねたところ、「良くなった」「どちらかといえば良くなった」の合計は37.7%となった。「変わらなかった」は40.4%で、「悪くなった」「どちらかといえば悪くなった」の合計は21.9%にとどまり、好印象を持った人の割合が悪印象を上回った。
年代別では、生成AIで作られたと感じた経験のある20代42名のうち、29名(69.0%)が企業・店舗への印象について「良くなった」「どちらかといえば良くなった」と回答しており、他の年代と比べて好意的に受け止める傾向がみられた。

男女別では、印象が良くなった人の割合は男女ともに37.7%だった。一方で印象が悪くなった人は男性の13.0%に対して女性は29.9%となり、女性においては好意的な人がいる反面、悪印象を持つ人も男性より多く、反応が分かれる結果となっている。
企業に求める対応は「AI使用の明記」や不自然さ・実物差異の確認
企業や店舗が生成AIを用いて店頭POP、店内ポスター、メニューなどを制作する場合に必要だと思う対応について聞いたところ、上位の項目は以下の通りとなった。
- 生成AIを使用したことを明記する(29.0%)
- 文字・文章・画像に不自然な部分がないか確認する(28.6%)
- 商品画像が実物と大きく異ならないか確認する(28.1%)
- 著作権・肖像権などの権利関係を確認する(27.7%)
- 価格・商品内容など、掲載情報の正確性を確認する(26.8%)
特定の項目のみが突出することはなく、表示方法や仕上がり、掲載情報の正確性、権利関係など、複数の観点から確認を行うことが求められている。

調査概要と会社概要
本調査の概要は以下の通りである。

- 調査期間:2026年9月15日~9月25日
- 調査対象:「生成AI」という言葉を知っており、月2~3回以上実店舗を利用する23~65歳の男女(本アンケートにおける販促物は店頭POP、店内ポスター、メニュー等を指す)
- 有効回答者数:224名
- 調査方法:ジャストシステム提供「Fastask」によるインターネット調査
- 調査レポートURL:https://www.spinno.com/resources/whitepaper/2026/1021
発表元の株式会社SPinnoは、代表取締役CEOを松原 秀樹が務め、東京都中央区日本橋室町1丁目13番5号 日本橋貝新NYビル4階に本社を置く。2009年4月に設立され、販促クラウド「SPinno」などのサービスを提供している。
本記事は株式会社SPinno/それ行け!販売促進部の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



