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京都の葬儀社いちたに、社員出演ポッドキャストが採用ミスマッチ防止に寄与

京都府南丹市、亀岡市、京丹波町で葬儀・家族葬を手がける有限会社いちたには、社員が出演するポッドキャスト番組「いちたにラジオ」をSpotifyで配信している。外からは見えにくい葬儀社の舞台裏や職場の雰囲気をスタッフ自身の声で届ける取り組みだ。中途採用の面接に訪れる応募者のほとんどが事前に番組を聴取したうえで来訪しており、採用ミスマッチの防止につながっている。

不透明な印象を解消するため働く人の空気感を発信

葬儀業界は人生で経験する機会が少ないことから、費用や対応するスタッフの人物像が分かりにくく、不透明な印象を持たれがちな側面があった。同社は1961年の創業以来、2万件以上の施行実績を重ね、料金プランの明示や無料の事前相談などの体制を整えてきたが、パンフレットや料金表では伝えきれなかったのが現場で働くスタッフの人柄やチームの空気感だったという。そこで、飾らない会話をそのまま届ける手段としてポッドキャストの配信を開始した。

社長から現場スタッフまで12名が出演

「いちたにラジオ」は、同社が掲げる納得葬儀の舞台裏をスタッフのクロストーク形式で紹介する番組だ。代表取締役社長の一谷昌道氏をはじめ、若手からベテラン社員、パートスタッフ、採用・Web担当者など総勢12名が4名ずつ交代で出演している。

配信中のエピソードは以下の通りとなっている。

  • Vol.01 葬儀会社で働くスタッフのリアルとは?(入社3年目から10年目の現場メンバー4名による仕事の心構えやチームワークについてのトーク)
  • Vol.02 いちたにが目指す「納得葬儀」とは?(一谷社長と入社歴約20年のベテランメンバー4名によるこだわりについてのトーク)
  • Vol.03 「いちたに」で働く理由とは?(10年以上にわたり採用やWebなどを支えるメンバー4名による入社のきっかけやキャリアについてのトーク)

応募者が事前に視聴し面接の質が向上

配信開始後、中途採用の面接に訪れる応募者のほとんどが事前に番組を聴いてから来訪するようになった。応募者があらかじめ社内の雰囲気や働き方を理解した状態で面接に臨むため、面接が会社説明から相互理解を深める時間へと変化し、入社後のギャップ防止や志望動機の明確化につながっている。

また、無料相談の利用をためらう地域住民に対しても、通勤や家事の合間に気軽に聴いてもらうことで、スタッフの人柄や姿勢を事前に伝え、安心感を持ってもらう狙いもある。一谷社長は、飾らずありのままを届けたいと考えて社員とともにマイクの前に立ったとしたうえで、共感した人々が顧客や新たな仲間として集まっていることへの手応えを示している。

今後の展望

同社は今後も「いちたにラジオ」の配信を継続し、より多くのスタッフの視点や、事前相談・葬儀の流れといった実用的なテーマを取り上げていく予定だ。さらに、地域向けの内覧会や事前相談といった対面の取り組みと組み合わせながら、地域パートナーとしての情報発信を進めていくとしている。

本記事は有限会社いちたにの発表をもとに作成。

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