アガタ、RAG+AIチャットボットの運用支援など5つの新サービスを提供開始
群馬県富岡市に本社を置く株式会社アガタ(代表取締役:勅使河原 有佑)は、2026年10月27日から生成AIサービス「RAG+AIチャットボット」において5つの取り組みを新サービスとして提供します。紙資料の預かりや読み取り、AIが参照するデータの3か月ごとの作り直しに加え、未回答質問の毎月報告や削減時間の試算、解約時の整理資料の提供を新たに実施します。あわせて、顧客ごとのVPN接続にも対応しました。
導入後の運用負担を軽減する背景
「中小企業の生成AIの利用にかかる調査」における生成AIの導入や推進の課題を尋ねた設問(複数回答)では、「具体的な活用場面が不明」が35.6%で最も多く、「導入を推進する人材がいない」が32.0%、「導入効果が測定できず、成果が見えにくい」が21.3%でした。
社内資料をもとに回答するAIは、導入後も紙のまま残る資料の読み取りや改定に伴う差し替え、回答できなかった質問から不足資料を探す作業などの手間が発生します。株式会社アガタはこれまでも導入時の資料整理を代行してきましたが、今回の取り組みは導入後の運用を対象としています。
運用の手間を抑える5つの取り組み
提供される取り組みは、運用のブラッシュアップと新規施策から構成されています。
紙の規程集や過去の記録など電子化されていない資料は、秘密保持契約を結んだうえでそのまま預かり、外部サービスを使わず同社の設備で読み取ってAIが検索できる形式にします。料金は紙やスキャンした資料は1ページ、資料の中の図や写真は1枚につき50円(税別)で、事前に提示した枚数と金額の承認後に読み取ります。手書き文字にも対応しますが、字の状態によって精度が変わるとしています。
AIが参照するデータは、最低でも3か月に1回無料で作り直されます。利用者が改定版を送付すれば次回の作り直しで差し替えが行われるため、利用者側での入れ替え作業は発生しません。
また、AIが「該当なし」と返した質問は毎月まとめて報告され、追加すべき資料の把握に活用できます。毎月の報告には回答件数と1件あたりに減る時間を仮定して計算した作業時間削減の試算も記載されます。
契約満了や解約時には原則として預かった資料データを削除しますが、希望があれば削除前に同社で整理した資料がテキスト形式(Markdown)で提供されます。
顧客ごとのVPN接続に対応
金融機関や医療機関など接続経路の限定を求める利用に向けて、顧客ごとのVPN接続に対応しました。拠点や端末と同社データセンターをVPNで結ぶことで、インターネットからのチャット画面表示、ログイン、外部システムからの呼び出しを受け付けない設定が可能です。
VPN経由ではその顧客専用のチャットボットのみが利用可能となり、他顧客のチャットボットや同社の管理画面にはアクセスできません。なお、VPNを利用しない場合も通信はHTTPSで暗号化されています。
「RAG+AIチャットボット」は、預けられた社内資料のみを根拠に回答する生成AIサービスです。資料は群馬県富岡市の同社データセンター内で処理され、外部のAIサービスやクラウドへの送信、AIの学習への利用は行われません。
サービスの主な仕様および会社概要は以下の通りです。
サービス仕様
- 回答の根拠となった資料名と箇所を表示
- 資料に記載のない事柄には「該当なし」と返し、推測で補わない
- 作成時のWord・Excel・PowerPoint・PDF等のクリーニングは同社が代行
- 100人が同時に使っても、応答開始まで平均0.9秒(社内評価の実測値)
- 評価用の質問群における回答妥当率は96%(社内評価、すべての質問に正しく答えるものではないため重要な判断では原典の確認を推奨)
- 月額料金:4万円から(税別・1アカウントあたり)
- 1アカウントで使用できる人数の目安:10人程度の共有利用可能(上限ではない)
- 初期費用:なし
- 契約期間:2年
- 無料デモ:2週間
会社概要
- 社名:株式会社アガタ
- 所在地:群馬県富岡市黒川1269-4
- 代表者:代表取締役 勅使河原 有佑
- 設立:2014年9月
- 事業内容:太陽光発電事業、再エネデータセンター事業、AIソリューション事業
- 公式サイト:https://agata-corp.com/ | https://tomioka-dc.agata-corp.com/
本記事は株式会社アガタの発表をもとに作成しました。
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