釧路市動物園にアメリカビーバーのキキョウが来園 一般公開がスタート
釧路市動物園に2026年10月17日(土)、千葉市動物公園(千葉県千葉市)から譲渡を受けたアメリカビーバーのオスであるキキョウが来園した。キキョウは来園後から一般公開されており、元気な姿で釧路市動物園を訪れる人々の目を楽しませている。
千葉市動物公園から来園した三つ子のキキョウ
キキョウは、同じ日に生まれたメスのローズ、アネモネとともに三つ子として誕生したアメリカビーバーである。生まれた日は2025年4月23日で、生まれた場所は千葉市動物公園(千葉県千葉市)、年齢は1歳(2026年11月1日現在)となっている。

キキョウという名前は、誕生日の花のひとつがカンパニュラ(キキョウ科)であったことから千葉市動物公園で名付けられた。なお、三つ子のローズとアネモネも同様に、誕生日の花にちなんで千葉市動物公園にて名付けられている。
園内のアメリカビーバーは計2頭に
今回のキキョウの来園により、釧路市動物園のアメリカビーバーは計2頭となった。現在は隣り合った別の部屋でそれぞれ過ごしている。
釧路市動物園は今後について、将来的なメス個体の来園による繁殖も視野に入れながら大切に飼育を行っていくとしている。
アメリカビーバーは、平たい尾や強力な前歯を持つのが特徴の動物である。木を切り倒してダムをつくり、流れを変えてしまうほどの卓越した建築能力を持ち、水中で安全に暮らす生活の知恵を備えている。人間以外では珍しく自ら環境を大きく変える生態系エンジニアとしても知られ、枝や泥を丁寧に積み上げて頑丈なダムや巣(ロッジ)を形成し、家族で生活する。
危険を察知した際には平らな尾を水面に激しく叩きつけて仲間へ知らせるなど、尾を用いたコミュニケーションも行う。寿命は野生下で平均10〜15年、飼育下で平均20年ほどとされている。
釧路市動物園の施設と地域の環境
釧路市動物園は47.8haの敷地を有する動物園である。園内には北海道東部の自然環境とヒグマやシマフクロウ、エゾクロテンなどに出会える北海道ゾーンがあるほか、来月20歳を迎えるライオンや、北海道では同園でしか見られないクロヒョウなどが飼育されている。
また、同園はタンチョウの保護増殖にも取り組んでいる。一時絶滅寸前だったタンチョウは、地域による人工給餌や人工繁殖などの活動によって生息数が回復し、2026年3月に環境省レッドリストの絶滅危惧種から脱した。
釧路市動物園が位置する北海道釧路市は、人口約15万人の港町で、平成17年に旧釧路市・阿寒町・音別町が合併して発足した。釧路湿原国立公園や阿寒摩周国立公園を擁し、阿寒湖のマリモなど貴重な自然環境が存在する。
- 釧路市動物園:https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo/index.html
- 釧路市公式サイト:https://www.city.kushiro.lg.jp/
本記事は釧路市動物園および北海道釧路市の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



