クロスキャット 東京都の支援事業Next Edge Tokyoに採択
株式会社クロスキャットは、東京都が実施する令和8年度都内産業の活性化に向けた中堅企業の成長促進支援事業「Next Edge Tokyo」に採択された。同社は今回の採択を受け、「AIで支える行政システムのモダナイゼーション」をテーマとする事業に取り組む。
生成AIを活用した基幹システムの刷新と体制確立へ
行政機関や企業が長期間利用してきた基幹システムにおいては、設計情報の不足やプログラムの複雑化、既存技術に精通した人材の減少などにより、現行仕様の把握や新しいシステム環境への移行が難しくなるケースがある。
同社は、金融・官公庁・公共分野のシステム開発・運用で培ってきた業務理解、品質管理、システムインテグレーションのノウハウに生成AIを組み合わせる。現行システムの仕様把握やコード変換、テストなどの効率化を図り、システム刷新から移行後の運用・保守までを支援するサービスと推進体制の確立を目指す方針だ。
期待される波及効果と今後の展開
同社は東京都による伴走支援を活用し、AIを活用したシステム移行手法の標準化、サービス提供体制の整備、高度デジタル人材の育成、外部パートナーとの連携を進める。本事業で蓄積した技術やノウハウについては、行政・公共分野に加え、金融機関や都内中堅企業が抱えるレガシーシステムの刷新にも展開することを目指している。
これにより、システムの老朽化やデジタル人材不足への対応支援、システム運用負担の軽減、企業や団体におけるDXの推進、デジタル人材の育成、都内企業との協業機会の創出など、都内産業への幅広い波及効果が期待される。同社は今後も、安全性と信頼性を重視したモダナイゼーションを推進し、持続的な成長と都内産業の活性化に貢献していくとしている。
中堅企業を支援する「Next Edge Tokyo」の概要
「Next Edge Tokyo」は、中小企業やスタートアップを牽引し、都内産業の活性化に重要な役割を果たす中堅企業の成長促進を目的として東京都が実施する支援事業である。都内経済の成長を牽引し、さらなる飛躍を目指す中堅企業を対象に、事業計画の策定、実施体制の構築、プロジェクトの推進などを伴走支援や経費の一部補助によって一気通貫で支援する。
採択企業に対しては、事業コーディネーターである三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が外部支援機関と連携しながら、事業計画の策定、実施体制の構築、計画実行などを支援する。
公共分野における実績と会社概要
株式会社クロスキャットは、銀行やクレジット、保険、官公庁など社会インフラ分野を支える独立系IT企業で、年間1,200件のITプロジェクトを支援している。官公庁をはじめとする公共分野では、税務、法務、社会保障分野などの行政システムに加え、公営競技関連システムや大規模データ処理基盤など多様な領域において開発実績を持つ。
- 代表者:代表取締役社長 山根光則
- 所在地:東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 20階
- 設立:1973年6月
- 事業内容:システム開発、BIビジネス、自社プロダクト開発・提供
- 上場市場:東京証券取引所 プライム市場
- URL:https://www.xcat.co.jp/ja/index.html
- 公共分野詳細URL:https://www.xcat.co.jp/ja/service/si/public.html
本記事は株式会社クロスキャットの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



