ファームノート、食と農をつなぐアワードで農林水産大臣賞を受賞 表彰式は11月
北海道帯広市に本社を置く株式会社ファームノートは、農林水産省が実施する第2回「食と農をつなぐアワード」において、スマート農業技術等の開発・普及部門の農林水産大臣賞を受賞した。同賞の受賞者は2026年10月26日に農林水産省から発表された。表彰式は11月20日に東京・丸の内の明治安田ホールで行われる予定となっている。
食料システムに関わる取組を表彰する制度
「食と農をつなぐアワード」は、農林水産省が「ニッポンフードシフト」事業の一環として、食料・農業・農村基本法等の趣旨に沿った取組を表彰する制度だ。生産者・食品事業者から消費者まで、食料システムに関わる関係者の相互理解や連携・協働を促す取組を対象に、令和7年度から実施されている。第2回となる今回は4部門で計12の企業・団体等が受賞し、株式会社ファームノートがスマート農業技術等の開発・普及部門で農林水産大臣賞に選ばれた。
酪農現場のデータを活用する3つの基盤
酪農家の減少や飼料・燃料価格の高騰による経営の悪化が進む一方で、牛の繁殖や健康の課題は数字として見えにくく、データを生かした生産性の向上が求められている。
株式会社ファームノートは、牛群管理クラウド「Farmnote Cloud」、牛の行動を捉えるセンサー「Farmnote Color」、ゲノム検査「Farmnote Gene」の3つのデータ基盤を一体で提供している。牛群管理クラウドは全国約2,000戸・約38万頭で使われており、獣医師や農協とも連携しながら生産者の日々の運用を支えている。
自社グループ牧場での検証と地域に向けた展開
グループ会社である株式会社ファームノートデーリィプラットフォームは、北海道の中標津町と遠軽町で6つの牧場の経営管理を担っている。自らの牧場経営で製品を活用し、そこで得た知見を製品と生産者の支援に還元してきた。審査においては、データ基盤を運用しながら牧場で検証を回す仕組みと、繁殖・疾病・乳量・コスト・CO₂にわたって具体的な成果を示した点が評価された。
また製品の提供とは別に、同社は2014年以来12回にわたり地域課題解決型のカンファレンス「Farmnote Summit」を開催してきた。行政とのデータ連携や、生産者・行政・実需者が交わる場づくり、高校生向けのキャリア教育にも取り組んでいる。今後も現場のデータを酪農経営の判断に生かす仕組みを広げ、食料システムを支える酪農の生産基盤づくりに取り組むとしている。
受賞および会社概要
第2回「食と農をつなぐアワード」の表彰式は、2026年11月20日(金)に明治安田ホール(東京都千代田区)で実施される。
株式会社ファームノートの会社概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社ファームノート(Farmnote, Inc.)
- 代表者:代表取締役 小林 晋也
- 所在地:〒080-0018 北海道帯広市西8条南18丁目3-4
- 創業:2013年11月/設立:2016年12月
- 事業内容:酪農・畜産向けのDXソリューションの提供
- URL:https://farmnote.jp/
本記事は株式会社ファームノートの発表をもとに作成。
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