結び手の福岡洸太郎氏が第18回コモンズ社会起業家フォーラムに登壇
NPO法人結び手の代表理事を務める福岡洸太郎氏は、2026年10月10日に文京学院大学 本郷キャンパス 仁愛ホールで開催された「第18回コモンズ社会起業家フォーラム」に登壇しました。コモンズ社会起業家フォーラムは、社会課題の解決に向けて自ら行動を起こしたリーダーたちが、マイク一本で7分間にわたり自身の活動や目指す未来を語るスピーチリレーイベントです。福岡氏は、「外部環境が原因で努力できない人をゼロにする」という理念を掲げ、自身の歩みやインドでの活動について語りました。
旅先での少女との出会いが活動の転機に

大学卒業後、福岡氏は進路を決めずに世界各地を旅していました。大学時代から人間や社会について考え続けるなかで生き方に悩み、明確な目的を持てないまま旅を続けていたといいます。
転機となったのは、旅先のグアテマラで出会った11歳の少女でした。少女は将来の夢として「医者になりたい」「日本にも行ってみたい」と話した直後、「でも、ここに生まれたから無理なんだよね」と続けました。彼女の置かれた環境を目の当たりにし、自分も同じ境遇であれば諦めるだろうと感じた福岡氏は、生まれた環境によって可能性を諦めざるを得ない人たちに対し、自分にできることをして生きる道を選び、社会へ戻ることを決意しました。
福岡氏は2018年からインドで活動を続けています。現地では、学ぶ意欲があっても教育環境が整わず、読み書きなどの基礎的な学習機会を得られない子どもたちと出会いました。
結び手では現在、そうした地域の子どもたちへ向けた教育活動を行っています。スピーチでは、単に勉強を教えるだけでなく、他者を尊重することや不正を当たり前として受け入れない教育を大切にしている点を紹介しました。また、活動を通じて教育だけでは解決できない課題に直面したことから、女性の自立支援などにも取り組んでいます。最初から領域を定めて拡大したのではなく、現地の人々と関わるなかで見えてきた課題に一つずつ向き合ってきた結果として活動が広がっています。

目の前にいる人の状況に向き合う想い
スピーチの終盤、福岡氏はインドで活動する理由について言及しました。同氏にとって重要視されるのはどの国の人を支援するかではなく、目の前にいる人が置かれた状況を見つめ、自分にできることがあるなら行動することであると語りました。その姿勢はインドや日本、その他の場所であっても変わらないとしています。

かつて生き方に迷っていた福岡氏は、目的を見出せたとし、自身が知った課題を放置する人間として生きていきたくはないと述べて7分間のスピーチを締めくくりました。
なお、当日の福岡氏による7分間のスピーチ全編はYouTubeで公開されています。
第18回コモンズ社会起業家フォーラムの概要は以下の通りです。
- イベント名:第18回コモンズ社会起業家フォーラム
- 開催日:2026年10月10日
- 会場:文京学院大学 本郷キャンパス 仁愛ホール
- 主催:コモンズ投信

NPO法人結び手の概要および問い合わせ先は以下の通りです。
- 団体名:NPO法人結び手
- 代表理事:福岡洸太郎
- 公式サイト:https://www.musubite.org/
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/npo_musubite
- お問い合わせ先(広報/取材窓口):info@musubite.org
本記事はNPO法人結び手の発表をもとに作成しました。
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