さつまいもの石田農園、全国20カ所の百貨店巡るPRツアーを11月3日開始へ
千葉県香取市に本社を置く株式会社さつまいもの石田農園は、2026年11月3日(火・祝)より、全国20カ所の百貨店を巡る「全国PRツアー」を開始します。2026年秋の長雨による不作被害を受けたなか、自社ブランド「金蜜芋」の商品販売や試食提供を通じて、千葉県産さつまいもの魅力と生産現場の現状を伝えます。同社は2027年4月までに約5万点の販売と延べ10万食の試食提供を目指すとしています。


長雨による不作被害とツアー開催の背景

2026年秋の長雨により、同農園では畑が冠水するなどの被害が発生しました。収穫量は例年比約20%減少し、損失額は1,000万円以上となる見込みですが、収穫できたさつまいもの品質は維持されているとしています。代表取締役の石田雅彦氏は10月に5本のテレビ取材・出演に対応した際、限られた時間では伝えきれなかった現場の思いや品質の良いさつまいもが育っている事実を、自らの言葉で届ける必要性を感じたとしています。同氏は「不作に苦しむ産地に希望を届け、日本のさつまいも農業の未来を守るための挑戦です」とコメントしています。
全国の百貨店20カ所で展開する販売と試食
同社は毎年秋冬に百貨店で販売会を開いており、今回のツアーでは地元のそごう千葉店や東武百貨店 船橋店のほか、日本橋三越本店、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、松屋銀座、仙台三越などを巡ります。1会場あたり約2,500点、全国20カ所の出店で約5万点以上の商品販売と、延べ10万食の試食提供を計画しています。会場では畑の被害写真を紹介するほか、保存方法や食べ方、産地の現状について生産者が直接説明する場を設けます。
出店店舗名は「金蜜堂 ISHIDA NOUEN」で、年間5万個以上売れる「金蜜芋のやきいも(不揃い品)」や、糖度70度超えの「金蜜芋のほしいも」、1年間熟成させた「栗かぐやのやきいも」、プリンや焼菓子など約10種類の商品を取り扱います。

2026年11月の出店予定は以下の通りです。
- そごう千葉店 B1F食品フロア(11月3日〜9日)
- 日本橋三越本店 本館B1Fフードコレクション(11月4日〜10日)
- 伊勢丹新宿店 本館B1Fフードコレクション(11月18日〜24日)
- ながの東急百貨店 B1F冬のフードショーフェスティバル(11月19日〜25日)
※12月以降の出店先・日程は公式サイトやインスタグラムで順次発表予定としています。
収穫作業の中断時間を生かした新商品「金蜜芋のバスチ」

今回のツアーに合わせ、長雨で収穫作業ができなかった時間を活用して開発した新商品「金蜜芋のバスチ」も販売されます。金蜜芋の甘さ、香り、香ばしさ、食感を表現するため、二層仕立てのバスクチーズケーキとして開発されました。下層には砂糖を加えず糖度70度まで甘さを引き出した金蜜芋を使用し、上層のとろけるバスクチーズケーキにはトンカ豆の香りを重ねて焼き芋の香ばしさやコクを表現しています。


6次産業化モデルの推進と会社概要
1820年(文政3年)に始まる石田家の農業を受け継ぎ、2018年に法人化した同社は、生産から熟成、加工、販売までを一貫して手がける独自の6次産業化モデルを進めています。全国食品コンクールでの受賞を機に年間100トン規模の焼き芋製造体制を整備し、現在はミシュラン星付きレストランや五つ星ホテルへの導入に向けた商談も進めています。また、2024年3月には千葉県香取市佐原にさつまいもスイーツ専門店の「蜜芋洋菓子店 金蜜堂」を開業しています。

- 会社名:株式会社さつまいもの石田農園
- 本社所在地:千葉県香取市荒北876番地
- 代表取締役:石田雅彦
- 公式サイト:https://ishidanouen.com

本記事は株式会社さつまいもの石田農園の発表をもとに作成しました。
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