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豊橋市がアグリテックコンテスト事前イベントを都内で開催 48名が参加

豊橋市は令和8年10月16日、首都圏のスタートアップを対象とした「アグリテックコンテスト」の事前イベントを東京都千代田区のAgVenture Labで開催した。全国のスタートアップから農業現場の課題解決につながる技術やアイデアを募る同コンテストへの応募拡大を目指したもので、首都圏のスタートアップ等48名が参加した。昨年度の参加者数である33名を上回る規模となった。

施設栽培と露地栽培の課題を深掘りするトークセッション

当日は、豊橋市内で実証に取り組む生産者、農業関連事業会社、スタートアップの計5名が登壇した。栽培別の特有の課題を深掘るため、「施設栽培」と「露地栽培」の2つのテーマに分け、現状の課題や目指す未来についてのトークセッションが実施された。

登壇者の一人である株式会社AT Farm 代表取締役の朝倉 寛晶 氏は、近年の異常気象により従来の経験や勘だけでは対応が難しくなっている点や、担い手確保、技術承継の課題に言及した。そのうえで、従来の農業の常識にとらわれない発想や、直感的に伝わり農家が使ってみたいと思える解決策への期待を語った。

現場のニーズや実証価値を共有した座談会

イベント内では登壇者と参加者による座談会も行われた。生産者や農業関連事業会社からは実証パートナーに求めるポイントなどが共有され、市内で実証に取り組むスタートアップからは豊橋市での実証価値や魅力が伝えられた。

参加した首都圏のスタートアップからは、生産者から課題の背景や期待を直接聞くことで現場への理解が深まり、コンテスト応募の検討において参考になったという声が寄せられた。豊橋市地域イノベーション推進室の主任である喜多 亮介 は、現場のリアルな課題やニーズを直接聞く貴重な機会になったとし、得られた気づきを実効性のある提案に活かしてコンテストに応募してほしいとしている。

  • 実施日時:令和8年10月16日(金)17:00~20:00
  • 会場:AgVenture Lab(東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビルヂング9階)
  • 主催:豊橋市
  • 登壇者:
  • イノチオみらい株式会社 代表取締役社長 大門 弘明 氏(農業関連事業会社)
  • 株式会社AT Farm 代表取締役 朝倉 寛晶 氏(キャベツ等生産者)
  • 沼野園芸 沼野 一佳 氏(小菊生産者)
  • 株式会社きゅうりトマトなすび 代表取締役 佐々木 佑介 氏(R7コンテスト入賞スタートアップ)
  • 株式会社WAKU 代表取締役 姫野 亮佑 氏(R6コンテスト入賞スタートアップ)
  • 内容:事業概要&アグリテックコンテストの説明、「施設栽培・露地栽培の現状課題と未来について」をテーマとした登壇者によるトークセッション、登壇者と参加者の座談会、事務局への個別相談会、ネットワーキング

豊橋アグリミートアップによる今後の展開

豊橋市は、農業者、スタートアップ、企業、大学等との共創を通じてスタートアップの挑戦を地域全体で応援する「アグリテックフレンドリーなまち」を目指している。「豊橋アグリミートアップ」は、農業関係者の課題や協業ニーズを踏まえ、全国のスタートアップと市内の農業関係者が連携して地域課題解決につながる製品やサービスの開発を目指す取り組みである。

同取り組みの一環として市内生産者とスタートアップの交流会が予定されており、令和8年度は11月27日と2月26日に豊橋市内で開催される予定となっている。詳細な情報は公式ホームページ(https://toyohashi-agri-meetup.jp/meetup)に掲載されている。なお、今回対象となったアグリテックコンテストの募集期間は令和8年10月23日までとなっている。

本記事は豊橋市の発表をもとに作成。

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