J&T環境ら、福山市のプラごみ選別・再商品化業務の受注候補者に選定
広島県福山市が実施した一般廃棄物プラスチックごみの選別・再商品化業務に関する公募型プロポーザルにおいて、JFEエンジニアリング株式会社の子会社であるJ&T環境株式会社を代表企業とするグループが受注候補者として選定された。福山市は今後、同グループと連携して再商品化計画の策定や実行を進める予定である。業務履行期間は2028年4月から3年間が予定されている。
福山市の公募型プロポーザルで受注候補者に選定
今回の公募は、使用済みプラスチックの選別・再商品化の実績を持つ事業者を対象に実施された。福山市は今後、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(令和3年法律第60号)第33条に基づく環境大臣・経済産業大臣認定の取得を目指し、同グループと連携して再商品化計画の策定および実行を進める方針だ。
代表企業であるJ&T環境株式会社は、東京都千代田区に本社を置くJFEエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:福田一美)の子会社で、神奈川県横浜市に本社を構え長谷場洋之が社長を務める。
家庭から回収したプラスチックを製鉄原料として有効利用
事業では、福山市民45万人の家庭から回収された使用済みプラスチックを、J&T環境株式会社が同社の福山地区に新設する選別・ベール化ラインで中間処理する。
続いてベール化されたプラスチックは、神奈川県川崎市に本社を置くJFEプラリソース株式会社(代表取締役社長:堀江亮介)の福山原料化工場でコークス炉化学原料として再商品化される。
再商品化された原料は、東京都千代田区に本社を置くJFEスチール株式会社(代表取締役社長:広瀬政之)の西日本製鉄所(福山地区)にあるコークス炉に投入され、製鉄プロセスに必要な資源として有効利用される予定となっており、CO2排出削減にもつながるとしている。
概ね10km圏内で完結する地域循環型モデルを推進
本事業では、年間約5,000tの使用済みプラスチックを対象に、選別から再商品化、製鉄所での利用までを概ね10km圏内で完結させる地域循環型の資源循環モデルを構築する。選別・中間処理から再商品化、製鉄所での利用までをJFEグループが一貫して担うことで、福山市における地域循環型の資源循環を推進する考えだ。

JFEグループは各社が連携して使用済みプラスチックのリサイクルを推進し、持続可能な成長と循環経済(サーキュラーエコノミー)の実現に貢献していく姿勢を示している。

受注候補者グループの構成
選定されたグループの構成企業は以下の通りである。
- 代表企業:J&T環境株式会社
- 構成企業:JFEプラリソース株式会社、ナウス株式会社、株式会社村上開発
本記事はJFEエンジニアリング株式会社、J&T環境株式会社、JFEスチール株式会社、JFEプラリソース株式会社の発表をもとに作成。
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