第二地銀協SARBLAB、生成AI営業ロールプレイング大会を11月4日から開催へ
一般社団法人第二地方銀行協会(所在地:東京都千代田区、会長 津山 博恒)が運営する「SARBLAB(サーブ ラボ)」は、株式会社Ippu Senkin(所在地:東京都中央区、代表取締役CEO:鈴木 秀弥)と連携し、「AI営業ロールプレイング大会」を2026年11月4日から開催する。大会は2026年11月4日(水)~11月24日(火)の約3週間にわたって実施され、全国の24行から約600名が参加する予定となっている。複数の銀行が業界団体のもと、生成AIを顧客役とした営業ロールプレイングを共通テーマと評価基準によって大会形式で実施する取り組みは、銀行業界で初になるとしている。


生成AIが顧客役となり対話と評価を実施
本大会では生成AIが顧客役を務め、参加者が営業ロールプレイングに取り組む。終了後は会話内容をもとにAIが営業スキルを評価して改善に向けたフィードバックを提示し、参加者は期間中に内容を振り返りながら繰り返し挑戦できる仕組みとなっている。
実施テーマは、個人顧客向け「NISA提案」と法人顧客向け「経営課題解決提案」の2種類が設定されている。全国の複数の会員行が垣根を越えて共通のテーマに挑む形式をとる。
なお、銀行業界初という位置づけについて同協会は、2026年10月時点のWeb調査として国内銀行および銀行業界団体の公表資料やプレスリリースを対象に調査した範囲に基づくとしている。比較対象は国内の銀行および銀行業界団体が実施する営業ロールプレイング大会であり、「生成AIが顧客役となり対話形式で実施すること」「生成AIが営業スキルを評価・フィードバックすること」「複数の銀行から参加者を募り競い合う大会形式で実施すること」の全要件を満たす取り組みを選定基準としている。
営業力向上と組織内での活用浸透を目指す背景
金融業界では生成AIの活用が拡大しており、日本銀行が公表した調査(2026年8月6日「金融機関における生成AIの利用状況とリスク管理―2026年度アンケート調査結果から―」)によると、9割強の金融機関が生成AIを利用・試行中とされている。活用領域も文書作成などの事務処理から実際の銀行業務へ広がりをみせている。
地域金融機関においても、生成AIを知る・試す段階にとどまらず、行員にとって身近なものとして組織に浸透させ、業務や人材育成へ活かす検討が進められている。SARBLABは、会員行における生成AI利活用の機運を醸成するため、身近な営業ロールプレイングに着目した。生成AIに慣れ親しむ機会の提供と営業力向上の契機をつくることをねらいとしている。
大会を通じて、会員行全体でのAI利活用のカルチャー促進と営業力向上のきっかけづくりを進めるとともに、人材育成の可能性を検討し、地域金融機関での利活用を後押ししていく方針を示している。
大会の開催概要
- 名称:AI営業ロールプレイング大会
- 主催:一般社団法人第二地方銀行協会 SARBLAB
- システム提供:株式会社Ippu Senkin
- 大会期間:2026年11月4日(水)~11月24日(火)
- 参加規模:24行、約600名
- 実施テーマ:個人顧客向け「NISA提案」/法人顧客向け「経営課題解決提案」
実施団体の概要
一般社団法人 第二地方銀行協会は1945年10月に設立され、会員の業務改善や金融・経済に関する調査研究、行員の養成や教育などを手がけている。SARBLABは、加盟する地方銀行のデジタル化やスタートアップ企業等との連携によるオープンイノベーションを支援するために同協会が運営する組織である。

システムを提供する株式会社Ippu Senkinは2024年5月1日設立の企業で、AIアプリケーション開発やAI活用支援コンサルティング事業を展開している。
本記事は一般社団法人第二地方銀行協会 SARBLABの発表をもとに作成。一部データは日本銀行の公表資料を参照しています。
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