横浜市歴史博物館、企画展横浜絵の深層にあわせ特別講座を9月から開講へ
横浜市歴史博物館は、企画展「横浜絵の深層 ジャンルか、イメージか、それとも輸出美術か」の開催(9月5日〜10月18日)に合わせて、作品の背景や歴史を掘り下げる特別講座(全4回)を開講する。同館の学芸員や外部の専門家を講師に迎え、近代横浜のアートビジネスや工芸と絵画の融合、画家たちの足跡などを解説する。講座は9月12日から10月3日にかけて順次開催される予定となっている。

近代横浜の美術と歴史を深く掘り下げる講座構成
今回の特別講座では、近代における輸出工芸と絵画の関係や、「横浜絵」の売買実態、ゆかりの画家たちの活動など、各回ごとに異なる切り口から横浜と美術をめぐる歴史を紐解く。
1回ごとの個別参加に加え、全4回の一括申込も受け付ける。

全4回の講座内容と担当講師
講座のラインナップと講師は以下の通りとなっている。時間は各回とも14:00から15:30まで(13:30開場)。

- 第1回(9月12日):工芸と絵画の邂逅 ―眞葛焼・横浜絵付
講師は鈴木愛乃氏(神奈川県立歴史博物館学芸員)。横浜で制作された輸出陶磁器を取り上げ、近代の輸出工芸制作における図案や装飾の研究と、工芸と絵画の密接な関係について探る。
- 第2回(9月22日):横浜絵の深層 近代横浜のアートビジネス
講師は角田拓朗氏(神奈川県立歴史博物館主任学芸員)。出品作や横浜写真を活用しながら売買の実態や値段などの具体像に迫るほか、五姓田派の新発見作品を紹介する。

- 第3回(9月26日):横浜と美術 ~探索の落穂ひろい
講師は猿渡紀代子氏(大佛次郎記念館特任研究員、鎌倉市鏑木清方記念美術館館長、三溪園保勝会副理事長、元横浜美術館学芸員)。写真師の下岡蓮杖や渡辺幽香、加藤英華などを紹介し、横浜と美術をめぐる探索を行う。
- 第4回(10月3日):明治横浜の水彩画 ―笠木治郎吉のまなざし
講師は吉井大門氏(横浜市歴史博物館学芸員)。明治から大正にかけて活躍した画家・笠木治郎吉の足跡をたどりながら、明治期に日本へ広がった水彩画の歩みや作品の魅力を解説する。
会場や参加費などの実施要項は以下の通り。


- 会場:横浜市歴史博物館 講堂(横浜市都筑区中川中央1-18-1、横浜市営地下鉄「センター北駅」1番出口徒歩5分)
- 参加費:各回900円、全4回一括申込は3,500円
- 申込方法:横浜市歴史博物館公式ウェブサイトのイベントページまたはチラシ記載の二次元コードより受け付ける
本記事は横浜市歴史博物館の発表をもとに作成。

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