ヤマトプロテックの消火設備K/SMOKE GASが優良消防用設備等表彰を受賞
ヤマトプロテック株式会社が開発したエアロゾルガス消火設備「K/SMOKE GAS」が、令和8年度「優良消防用設備等表彰」を受賞した。同設備は新明和工業株式会社の新明和上野ビルに設置されており、新明和工業株式会社が設置者として、ヤマトプロテック株式会社が開発者・設計者・施工者としてそれぞれ受賞者に選定された。表彰式は2026年10月23日に明治記念館で開催されている。
防災技術の向上を評価する優良消防用設備等表彰
「優良消防用設備等表彰」は、消防庁が実施する消防設備関係功労者等に係る消防庁長官表彰の一つである。消防用設備等や特殊消防用設備等、その他これらに類するもののうち、高度な消防防災技術によって防火対象物の防火安全性能の向上に資し、他の模範となる優れたものを表彰している。
今回受賞した設備は、東京都港区に本社を置き大幸 斉が代表取締役社長COOを務めるヤマトプロテック株式会社と、兵庫県宝塚市に本社を置き槶原 敬士が代表取締役 取締役社長を務める新明和工業株式会社の両社に関連する取り組みが評価された。

機械式駐車設備エレパーク®への導入が対象に
受賞対象となったのは、東京都台東区にある新明和工業株式会社のパーキングシステム事業部の拠点、新明和上野ビルの機械式駐車設備「エレパーク®」への導入である。同設備は、2025年12月11日に当該施設への設置について消防法第17条第3項に基づく総務大臣認定を取得している。

人体と環境への負荷を抑えるK/SMOKE GASの技術
消防法で定められたガス系消火設備は多くの防火対象物で使用されているが、二酸化炭素消火設備による誤放出死亡事故や高い環境負荷といった課題が指摘されてきた。
「K/SMOKE GAS」は有害ガスを一切発生させず、世界で初めてカリウム主成分の人体に無害な薬剤を使用している。地球温暖化係数とオゾン破壊係数はともにゼロであり、既存の消火薬剤と比較して少量で同等以上の消火能力を有することから、消火剤による環境負荷や使用後の汚損が少ない国内初のエアロゾルガス消火設備として開発された。
また、ボンベや配管が不要で設備が簡略化されるため、施工やメンテナンスの負担、工期が大幅に低減される(※制御盤・起動容器などのスペースは必要です)。商業施設の機械式駐車設備やオフィスのサーバールームなど、消防法に基づきガス系消火設備が設置されている場所での使用を想定している。
ヤマトプロテック株式会社は、消火装置や火災警報装置の設計、施工監理などを手掛けている。
- 創業:1918(大正7)年1月17日
- 本社:東京都港区白金台5-17-2
- 資本金:9,900万円
- 代表者:代表取締役社長 大幸 斉
- URL:https://www.yamatoprotec.co.jp/
- 関連会社:国内8社 / 海外4社
- 従業員数:ヤマトプロテック:381名、グループ連結:744名(2026年1月1日現在)
- 売上:ヤマトプロテック:359.9 億円、グループ連結:399.2 億円
- 経常利益:ヤマトプロテック:67.6億円、グループ連結:73.2億円
本記事はヤマトプロテック株式会社の発表をもとに作成。
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