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秀和システム新社、2040年の地政学 未来の火薬庫図鑑を11月2日に発刊へ

東京都千代田区に本社を置き津島憲豪が代表取締役を務める株式会社秀和システム新社は、2026年11月2日に新刊『2040年の地政学 未来の火薬庫図鑑』を発刊します。著者はテレビやラジオで時事問題を歴史の視点から解説してきた宇山卓栄氏で、2040年に向けて懸念される世界各地の火薬庫を歴史や地図とともに読み解く内容となっています。中東の海峡や台湾のほか、北極、南極、深海、宇宙、アジアの大河などを取り上げ、各地の現在地や歴史的背景、将来の予測を順にたどります。

衛星信号の妨害や海底ケーブルをめぐる事象を解説

地中海の東部では2024年4月、120隻を超える船の位置情報が書き換えられ、海上にいるはずの船がレバノンのベイルート空港に位置していることになる「なりすまし(スプーフィング)」が発生しました。ロシアの飛び地カリーニングラードに面したバルト海でも信号妨害とみられる乱れが報告されています。衛星信号は位置情報の把握だけでなく、株式取引や銀行の送金、電力網の時刻合わせにも用いられています。

また、北極圏に位置するノルウェー領スヴァールバル諸島では2022年1月、本土と島を結ぶ2本の海底ケーブルのうち1本が信号を失う事態が起きました。損傷した時期にはロシアのトロール漁船がケーブルの真上をのべ140回往復していたことが判明したものの、人為的な原因を示す証拠は見つかっていません。

南極条約をめぐる実態と各国の動き

本書では、広く知られている「2048年に南極条約が失効する」という言説についても触れています。南極条約そのものに期限はなく、鉱物資源の採掘を禁じた議定書も無期限であり、2048年に可能となるのは議定書の見直し会議の請求にとどまります。2016年には「2048年に失効しない」と明記した決議も採択されました。

一方で、条約の規定とは別に、各国は南極での活動を続けています。2025年には中国とロシアがモンゴルに匹敵する広さを持つ未領有地への新基地建設を発表するなど、将来の枠組みにおいて発言力を保つための動きが進められています。

本書の目次構成

本書では資源やインフラをめぐる争点について、全7章にわたって解説しています。

  • 第1章 資源と物流 ―世界経済の血管―
  • 第2章 経済の心臓 ―半導体とレアメタルをめぐる攻防―
  • 第3章 北極の溶解 ―新たな海の支配者―第4章 南極の封印 ―2048年問題と領土分割―
  • 第5章 深海の暗躍 ―見えないインフラ戦争―
  • 第6章 宇宙の覇権 ―第8大陸の制空権―
  • 第7章 生命の源流 ―水と食料の残酷なロジック―

著者プロフィールと書籍概要

著者の宇山卓栄(うやま・たくえい)氏は1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家として活動しています。主な著書に『大アジア史』(講談社)、『世界民族全史』(日本実業出版社)、『世界一おもしろい世界史の授業』(KADOKAWA)、『経済で読み解く世界史』(扶桑社)、茂木誠氏との共著『日本人が知らない! 世界史の原理』(ビジネス社)などがあり、第8回アパ日本再興大賞優秀賞を受賞しています。

書籍の概要は以下の通りです。

  • 書名:2040年の地政学 未来の火薬庫図鑑
  • 著者:宇山卓栄
  • 定価:2,200円(税込)
  • 発売日:2026年11月2日
  • Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4798076856
  • 楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18723674/

本記事は株式会社秀和システム新社の発表をもとに作成しています。

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