Metagri研究所が農家向け確定申告チェックリスト公開へ 判定キットも無料配布
株式会社農情人が運営する農家支援コミュニティ「Metagri研究所」は、農家向け生成AI活用メディア『農業AI通信』において、2026年10月24日(土)に「農家が年内にやる経費整理チェックリスト」の記事を公開する。あわせて、登録者全員を対象に「農家のための確定申告向け判定キット(2026年版)」を無料で配布する。年内の作業リスト、勘定科目25種の早見表、家事按分の計算シート、AIプロンプトをまとめ、領収書や売上、農機購入の整理から申告前の確認までを支援するとしている。
年内に確認すべき作業を時系列で整理
確定申告の準備において、農機を使い始めた時期や年末時点での肥料・農薬の残量など、時間が経過すると確かめにくい記録が存在する。また、JA・直売所・ネット販売など複数の販路において出荷日と入金日が年をまたぐ場合、確認すべき取引の洗い出しが必要となる。
公開される記事では、10月から翌年1月までの作業を「年内に対応すること」「12月31日時点で記録すること」「年明けでも間に合うこと」に分類して一覧化している。青色申告か白色申告か、農機の購入予定や自宅と共用する費用の有無などの質問から確認箇所を選べるほか、チェックリストと自身の状況をAIに渡して必要な作業を抽出する依頼文も掲載される。
勘定科目25種やAIプロンプト24本をキットに収録
無償提供される「農家のための確定申告向け判定キット(2026年版)」には、完了日を記入できる「①年内チェックリスト」のほか、種苗費・肥料費・修繕費など25科目について具体例や迷いやすい境界、よくある間違いを収録した「②勘定科目 早見表」が含まれる。さらに「③家事按分 計算シート」では、年間支払額と事業で使う割合を入力することで経費計上額が自動計算され、割合の根拠を記録する欄も設けられている。
また「④AIプロンプト集」には、売上の年またぎ、領収書の仕訳候補、修繕費と資産の区分、年末在庫、申告前チェック、e-Taxの準備、申告後の振り返りなど、24の場面に対応する依頼文が収録される。依頼文はChatGPT・Claude・Geminiなどに貼り付けて利用できる。なお、画像・動画を扱うプロンプトには、それらの入力に対応するAIが必要となる。
同キットはGoogleスプレッドシート形式で提供され、自身のGoogleドライブにコピーして記入する仕組みとなっている。記事末尾のフォームから『農業AI通信』にメール登録した全員にリンクが送付される。登録後には、農家目線でAIを試した情報が週3回程度配信される。
なお、同キットは経費整理や確認事項の洗い出しを支援するものであり、税務上の結論や税額を保証するものではないとしている。AIの回答は領収書・精算書などの原本と照合し、判断が分かれる事項は税理士または所轄税務署に確認するよう求めている。また、マイナンバー・口座番号・カード番号・パスワード・取引先の個人名や住所は、AIに入力しないよう案内している。
会社およびサービス概要

運営元のMetagri研究所は、「農業×新技術」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組む農家支援コミュニティとして2022年3月に活動を開始し、生成AIやweb3などを組み合わせた実証実験や情報発信などを行っている。
- 商号:株式会社農情人
- 本社:千葉県船橋市
- 代表取締役:甲斐雄一郎
- 提供サービス(一部):農業マーケティング支援、農業×新技術の企画開発、AIコンサルティング、書籍出版
- URL:https://noujoujin.com/
- 農業AI通信:https://metagri-labo.com/ai-guide/
- 本件に関するお問い合わせ:info@noujoujin.com(問い合わせはメールでのみ受け付け)

本記事は株式会社農情人の発表をもとに作成。
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