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プラントフォーム、新潟県の食関連地域産業クラスター計画の核となる企業に選定

株式会社プラントフォームは、新潟県が策定した「食関連産業分野における地域産業クラスター計画 / フードテック」において、計画推進の核となる企業の一社として選定された(全16社が選定)。同計画は、新潟県が強みを持つ農林水産業や食品製造業を基盤とし、フードテックを活用した次世代型の食関連産業クラスター形成を目指すものである。同社は魚の養殖と水耕栽培を組み合わせた「アクアポニックス」を手がけており、今回の選定を契機に自治体や大学などとの連携を深め、食料生産と資源循環を一体化した産業モデルの構築を進めるとしている。

新潟県が進める食関連産業クラスター計画の内容

新潟県では、食品製造業、農林水産業、堆肥製造、食品・植物工場向け生産設備製造などを対象に、フードテックを活用した次世代型食関連産業への発展および集積を目指している。

計画では、食品メーカー、一次産業・原料生産事業者、生産設備メーカー、スタートアップ、大学・研究機関などが強みを持ち寄り、共同研究や実証、新商品開発等を通じて連携を図る。原料生産から食品・素材開発、加工・製造、流通まで一体となった産業クラスターの形成を目的としている。

注力推進分野として以下の項目が設定されている。

  • 植物工場、スマート農林水産業、陸上養殖等による原料の安定生産・供給
  • AI・ロボティクス等を活用した生産・加工工程の高度化
  • 食品残渣や未利用資源等のアップサイクル
  • 機能性食品や代替タンパク等の新たな食品・素材の開発
  • 企業、大学、研究機関、スタートアップ等による共同研究・実証

循環型農業を発展させるアクアポニックスの取り組み

アクアポニックスは、魚の養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型の食料生産システムである。魚の排泄物をバクテリアにより肥料化して植物の生育に利用し、植物が栄養分を吸収して浄化された水を養殖槽へ循環させることで、水を排水せずに水資源や栄養資源を有効活用できる仕組みとなっている。

プラントフォームでは、この循環を発展させ、養殖由来の栄養資源を抽出・濃縮することで従来型農業でも利用可能な肥料資源へと拡張する技術および事業モデルの構築を進めている。食料生産過程から次の食料生産に必要な資源を生み出す循環型モデルの実現を目指しているという。

代表取締役CEOの山本祐二氏は「食料生産そのものを循環型の産業へ変えていくことが私たちの目標です」とコメントしており、新潟県をはじめとする各機関との連携を深めていく考えを示している。

2031年・2036年に向けた県の数値目標と今後の展望

新潟県の地域産業クラスター計画では、複数の数値目標が掲げられている。2031年までに食品製造品出荷額を2023年比20%増、付加価値創出額を25%増とすることに加え、2036年までの官民設備投資額累計2,000億円、2031年までのスタートアップ創出・集積数100社増などが設定されている。

また、植物工場や陸上養殖への投資のほか、食品製造工程から生じる残渣や未利用資源を高付加価値素材として活用するための設備投資・研究開発の方向性も示されている。プラントフォームは、こうした県の施策と連携しながら、長岡市を拠点に培った技術や運用ノウハウを発展させ、次世代の食料生産モデルの展開を目指すとしている。

株式会社プラントフォームの概要

新潟県長岡市に本社を置く株式会社プラントフォームは、アクアポニックスの研究開発や設備設計・施工、運営サポートなどを行っている。

  • 設立:2018年7月24日
  • 代表者:山本祐二
  • 所在地:
  • 本社:新潟県長岡市上前島1丁目1863
  • 長岡研究所:新潟県長岡市深沢町2085-16 NBIC・ルーム1
  • 掛川バイオファーム:静岡県掛川市西大渕6301-4
  • 事業内容:
  • 植物工場型アクアポニックスプラントの企画・設計・施工
  • アクアポニックスプラントの運営サポート(営農指導、販路支援、資材等の販売)
  • アクアポニックス野菜の生産、キャビア、魚肉の生産/加工と販売
  • チョウザメの生体販売・レストラン事業(発酵熟成イタリアン・NAGAOKA SASATEI)
  • URL:https://www.plantform.co.jp/
  • お問い合わせ先:株式会社プラントフォーム 管理本部(0258-86-8460 / info@plantform.co.jp)

本記事は株式会社プラントフォームの発表をもとに作成。

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