皿倉テラス出店テナント決定 7月10日より順次オープン

北九州市八幡東区平野地区で、株式会社スピナが商業と住宅の複合開発を進めている。その商業エリア「皿倉テラス」の出店テナントが決定し、2024年7月10日より順次オープンする。

「皿倉テラス」は、「日々の生活の中で”楽しさ” “美味しさ” “くつろぎ”に出逢える場所」をコンセプトとしている。周辺は住宅街や教育施設、公共施設もあることから、カフェやファストフード、アパレルなど、地元の人々が日常的に利用できる13店舗を揃える。

施設のエントランスには、「皿倉ウォークボード」と名付けられたシンボル空間を設ける。ウッド調の階段デッキを中心に、樹木や芝生、ベンチを配した開放的で緑豊かな空間で、皿倉山の景観を背景に、くつろぎの場を提供する。

「皿倉テラス」の敷地面積は18,705㎡(5,658坪)。西鉄バス「祇園三丁目」バス停より徒歩3分、北九州都市高速「大谷IC」より車で4分の立地で、275台分の駐車場も完備する。

平野地区の開発は、2023年4月に造成工事に着手。2024年7月の「皿倉テラス」オープンに続き、2025年5月に戸建住宅(72区画)が竣工、6月より販売開始の予定だ。開発面積は35,217㎡(10,653坪)、そのうち商業が18,705㎡(5,658坪)、戸建分譲が16,512㎡(4,995坪)を占める。投資額は25億円。

スピナは1952年創業の総合不動産会社。不動産賃貸業や建築・設備工事業、総合ビル管理業など幅広く手掛ける。2024年3月期の営業収益は54億5,698万円、従業員数は420名(2024年3月31日現在)。今回の複合開発を通じ、北九州地区の活性化や賑わい創出に貢献していく方針だ。