デジタルハリウッド、長野県のDXハイスクール支援事業委託業務を担当
デジタルハリウッド株式会社は、長野県から「DXハイスクール支援事業委託業務」を受託した。同社が展開する教育支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」を通じ、県内高校の教員を対象とした研修や、採択校と県内情報サービス事業者とのマッチング支援を実施する。学校現場におけるDX推進と地域全体のデジタル人材育成への貢献を目指す。
教員向けデジタル人材育成研修の実施
文部科学省が進めるDXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)は、情報や数学などの教育を重視し、ICTを活用した学びを強化する学校に必要な環境整備費用を支援する事業である。2026年度は全国で1,249校、長野県内では公立高校17校と私立高校4校の計21校が採択されている。
研修はDXハイスクール採択校に限らず、県内の公立・私立高等学校の教員を対象に実施される。ICT機器や生成AIなどを活用するための知識や実践力を身に付けることを目的に、対面1回、オンライン7回の計8回開催される。主なテーマは以下の通りである。
- Python・JavaScriptを活用したプログラミング
- デジタル倫理・情報モラル・プライバシー教育
- ネットワークセキュリティの基礎
- 3Dプリンタを活用したデジタルものづくり
- メタバースの教育活用
対面研修終了後には個別相談や情報交換の場を設けるほか、2026年度内は質疑応答などのフォローアップも行われる。
採択校と県内事業者とのマッチング支援
県内のDXハイスクール採択校のうち希望する学校を対象に、支援内容や課題のヒアリングを実施する。学校とともに実社会の課題解決を見据えた探究活動のテーマを設定し、適した県内情報サービス事業者とのマッチングの機会を創出する。これにより、学校と地域企業が連携した実践的な学びの実現を支援するとしている。

eラーニング教材の提供と今後の展開
関連する取り組みとして、県内の希望する高校教員を対象に、同社が開発する「情報Ⅰ・Ⅱ(デジタルスキル)」に関するeラーニング教材を1年間提供する。プログラミングや動画制作、グラフィックデザインなどのコンテンツが収録されており、授業準備や自己研鑽に活用できる。
長野県は、最新機器を活用した授業の実施や生徒の発想力育成、外部専門機関との協働環境整備を課題として挙げており、本事業を通じて教員のICT活用指導力向上と生徒の探究学習の充実を図るとしている。

本記事はデジタルハリウッド株式会社および長野県の発表をもとに作成。
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