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国内初、AIコストを抑制するデータ活用基盤「DataTetra」を発表

ウイングアーク1st、AI利用前提のデータ活用基盤DataTetraを提供へ CATEGORY: テクノロジー

東京都港区に本社を置くウイングアーク1st株式会社(代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、企業のAI利用を前提に設計した新たなデータ活用基盤ソリューション「DataTetra(データテトラ)」を発表しました。提供は10月21日(水)より順次開始される予定です。

DataTetraは、企業が保有するデータをAIで活用する際に生じるデータ処理の複雑化やコストの増大、特定サービスへの依存といった課題に対応するソリューションです。レイクハウスの環境を新たに提供し、データの統合・管理からAIによる分析、業務活用までの一体的な支援と、企業が自社のデータやAI利用環境を主体的にコントロールできる「ユーザー主権」を目指しています。

なお、日本国内で提供されるデータ活用基盤サービスにおいて、「Data Application」「AI Agent」「Semantic Layer」「Data Mart」「Lakehouse」の5つの機能を単一メーカーが標準機能として一体的に提供するサービスとして国内初となります(2026年10月現在、同社Web調査)。

開発の背景とAI活用における課題

生成AIの進化によって数値や表形式の構造化データだけでなく、文書や音声、画像といった非構造化データも処理できるようになり、企業のデータ活用は転換期を迎えています。一方で、AIを業務へ組み込む動きが進むにつれて新たな課題も顕在化しています。

大量の情報を読み込ませることで文脈を捉えきれず回答精度が低下する「コンテキスト腐敗(Context Rot)」や外部AIサービスの稼働状況による安定性の問題に加え、利用量に応じて処理コストが積み上がる構造が指摘されています。同社が2026年9月に実施した「企業のAI活用と組織成果に関する実態調査」(従業員数300名以上の企業でAI導入・活用推進に携わる担当者546名対象)では、AIサービスの利用にかかるコストが今後の課題になると思うかという質問に対し、「非常にそう思う」が28.2%、「ややそう思う」が50.9%という結果が出ています。

こうした状況を受け、大量のデータを蓄積・処理するだけでなく、AIが必要なデータを正しく理解し、安定した環境と予測可能なコストで使い続けられる仕組みが必要と捉え、開発に至ったとしています。

DataTetraが掲げる3つの設計思想

DataTetraは、以下の3点を設計思想に掲げています。

  • AIとの共生:企業固有のデータとノウハウをAIで活用するため、構造化・非構造化データを扱い、データの意味や利用条件を参照できる環境を整備します。AI処理と従来のプログラム処理を組み合わせることで、過度な依存を抑えた効率的な処理を目指します。
  • データ主権:DWH(データウェアハウス)やレイクハウスなどのデータ資産を活用しながら環境を構築できます。自社のシステム環境や運用方針に応じて技術やサービスを選択できるようにし、特定ベンダーへの依存を抑制します。
  • データ活用基盤:データの統合、管理、意味付け、アプリケーションやAIエージェントの構築、共有・活用までを一体的に支援します。IT部門による統制と業務部門による柔軟なデータ活用の両立を図ります。

DataTetraは、ウイングアーク1stが提供する「Dr.Sum」「MotionBoard」「dejiren AI」などの技術・製品群を組み合わせて提供されます。既存のDWHを補完する構成と、DataTetraを中心に据える構成の双方に対応します。

費用面では、利用量に応じた従量課金ではなく、処理能力などの利用枠に基づくキャパシティ課金体系を採用する方針です。これにより、利用コストを見通しながら継続的にデータ活用を行える環境を目指します。

さらに、製品の提供にとどまらず、年間100社以上の支援プロジェクトを手がける専門チームの知見を生かし、導入から運用、人材育成や運用体制の整備など、企業組織への定着支援サービスも展開する方針です。

問い合わせ先および関連情報

  • 製品URL:https://www.wingarc.com/solution/datatetra/
  • 問い合わせ先:ウイングアーク1st株式会社(東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー、TEL:03-5962-7300、https://www.wingarc.com/contact/)

本記事はウイングアーク1st株式会社の発表をもとに作成しました。

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