~「指先で考えるロボットハンド」でものづくりを変革~ 「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2026ジャパン」関西地区大会でThinkerのCEO藤本弘道が特別賞を受賞
Thinker藤本弘道CEO、EOY 2026 Japan関西地区大会で特別賞を受賞
CATEGORY: ビジネス
株式会社Thinkerの代表取締役兼CEOである藤本弘道が、EY Japan主催の起業家表彰制度「EY Entrepreneur Of The Year™ 2026 Japan」関西地区大会において、「Challenging Spirit部門 特別賞」を受賞しました。
表彰は2026年10月14日(水)に大阪市内で開催された大会で行われました。これまでの事業撤退と再起業を経た歩みや、ロボティクスおよびAIを軸とした挑戦の姿勢が評価されての受賞となります。
起業家の挑戦を称える国際的アワードで評価
「EY Entrepreneur Of The Year」は、新たな事業領域に挑戦する起業家の努力と功績を称える国際的な表彰制度です。今回藤本が受賞したChallenging Spirit部門は、創業間もない企業の起業家を対象としており、強い挑戦心や不屈の精神、革新的な技術・ビジネスモデル、将来の成長性、社会への影響力などを評価基準としています。
藤本は2003年に着用型ロボットを開発・販売するスタートアップを創業し、市場を開拓してシェア60%を獲得するまでに事業を成長させました。コロナ禍の影響を受けて2022年に事業撤退を余儀なくされたものの、同年に大阪大学発スタートアップのThinkerやSHIN-JIGENを起業しました。その後も複数企業の創業に携わり、ロボティクスやAIを軸とした新事業の創出を続けています。
大会当日のプレゼンテーションで、藤本は自身の原体験に触れながら起業姿勢の原動力を語りました。2003年の初起業以来「未来実装家」と称して活動する背景には、幼少期に親しんだSF小説や「スタートレック」への憧れがあるといいます。
プレゼンテーションでは、空想世界をもとに実現したい未来を思い描き、そこから逆算して現在取り組むべきことを考える「未来実装」の概念を紹介しました。また、年齢や障がいなどの制約をテクノロジーで乗り越え、誰もが自由に挑戦できる「フリーアビリティ社会」の実現に向けた構想を披露しました。

現場学習型AIロボットの開発と今後の展望
フィジカルAIの需要が高まるなか、藤本は実世界で多様な作業を行うにはハードウェアの器用さが不可欠であると指摘しました。Thinkerが開発する人の手のような器用さを備えた次世代ロボットハンドを紹介したほか、熟練者の技能やノウハウを取り込んで現場作業を通じて自ら成長する「現場学習型AIロボット」の開発の重要性を強調しました。
将来的には、ロボットがロボットを製造する仕組みを構築してコストを引き下げ、誰もが気軽にロボットを使える社会を目指すとしています。これを松下幸之助が提唱した「水道哲学」の新たな形と捉え、日本のものづくり技術を生かしてロボット産業が世界を牽引する未来への展望を示しました。質疑応答で再起業の理由を問われた藤本は、事業撤退時の経験を「失敗ではなく、次の挑戦に生かせる経験」と捉え直したことがきっかけになったと振り返りました。
株式会社Thinker 会社概要

- 名称:株式会社Thinker
- 住所:大阪市西区京町堀2丁目5-16 うつぼGIZAビル9階
- 代表者:代表取締役兼CEO 藤本 弘道
- 設立:2022年8月
- URL:https://www.thinker-robotics.co.jp/
本記事は株式会社Thinkerの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



