札幌柏葉会病院が脳腫瘍センターを開設 手術教育拠点の認定受け活動も開始
社会医療法人柏葉会が運営する札幌柏葉会病院(所在地:札幌市豊平区、院長:中山 若樹)は、脳腫瘍の診断・治療を専門に行う「脳腫瘍センター」を2026年9月1日(火)に開設しました。脳腫瘍を専門とする複数の医師による診療体制を整え、診断から手術、術後の管理やリハビリテーションまで継続した診療を提供します。
さらに同院は、カールツァイスメディテック株式会社(以下、ZEISS)から顕微鏡下手術の教育拠点「ZEISS リファレンスセンター」に認定され、2026年10月14日(水)に本格的な活動を開始しています。

専門的な手術から術後まで継続診療できる体制を構築
脳神経外科診療が活発な札幌市では、脳血管疾患の治療を多くの民間医療機関が担う一方、専門的な治療を要する症例は大学病院などの高度医療機関に集約される傾向がありました。悪性脳腫瘍などを中心に、手術だけでなく薬物療法や放射線治療を組み合わせる集学的治療が必要となる背景が存在します。
新設された脳腫瘍センターでは、頭蓋底外科手術や経鼻内視鏡手術といった専門性の高い手術に対応するとともに、手術後の薬物療法やリハビリテーションまで継続して診療できる体制の構築を進めています。

また、顕微鏡下手術の教育拠点である「ZEISS リファレンスセンター」としての活動を通じ、若手脳神経外科医の実践的な教育活動にも取り組んでいく方針です。
地域医療機関との連携強化と情報発信
同センターは「脳腫瘍診療を、できる限りこの地域で」を目標に掲げています。放射線治療が必要な患者については地域の放射線治療施設と連携し、小児脳腫瘍や一部の高度・専門的な治療を要する症例については大学病院をはじめとする高度医療機関と連携して対応します。
今後は札幌市内だけでなく江別・千歳など周辺地域の医療機関との連携を強化し、患者の受け入れや治療体制を整えていく計画です。将来的には放射線治療を担う医療機関等とのカンファレンス開催も視野に入れています。また、ホームページ等を通じた情報発信や市民向け啓発活動も予定しています。
脳腫瘍センター長の遠藤 将吾医師は、診断から手術、その後の治療やリハビリまで継続して患者に寄り添える体制を目指したいとしたうえで、大学病院をはじめ地域の医療機関と連携しながら北海道・札幌の脳腫瘍診療における新しい選択肢になれるセンターを目指す姿勢を示しています。
札幌柏葉会病院 脳腫瘍センターの概要
- 名称:札幌柏葉会病院 脳腫瘍センター
- 英語名称:Neuro-Oncology Center
- 開設日:2026年9月1日(火)
- センター長:遠藤 将吾 医師(脳腫瘍センター長/感染制御部 部長)
- 所在地:北海道札幌市豊平区平岸1条12丁目1番25号
- 主な対象疾患:神経膠腫、髄膜腫、下垂体腫瘍、神経鞘腫、転移性脳腫瘍など
- 主な診療内容:脳腫瘍の診断、外科手術、病理診断、薬物療法、術後管理、リハビリテーション、放射線治療施設等との地域医療連携
- URL:https://hosp.hakuyo-kai.or.jp/department/center/neuro-oncology_center/
本記事は社会医療法人柏葉会の発表をもとに作成しました。
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