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ザ・ビバリーヒルズ・ホテル、新施設ザ・サパークラブを2026年終盤にオープンへ

ドーチェスター・コレクションの一員である「ザ・ビバリーヒルズ・ホテル」は、ダイニングとエンターテインメントを融合させた新たな社交場「ザ・サパークラブ」を2026年終盤にオープンする。著名なアメリカ人デザイナーのケン・フルクが構想を手掛け、1949年に建築家ポール・リビア・ウィリアムズがクレセント・ウィングを設計して以来、同ホテルにとって最も大規模な施設拡張となる。往年のハリウッド文化に着想を得た空間を通じて、現代のゲストに向けた新たな体験を提供する。

1949年以来となる大規模な施設拡張

「ピンク・パレス」の愛称で知られるザ・ビバリーヒルズ・ホテルによる今回の新施設構想は、約10年前から始動した。近隣住民や関係者との対話を重ねながら計画が進められ、象徴的なレッドカーペットのエントランスを抜けたロビー左手に「ザ・サパークラブ」が誕生する。

今後はサパークラブの開設を皮切りに、多彩な新空間が順次登場する予定だ。ロサンゼルスの街並みを一望する屋外ベランダを備えたカクテルバーや、屋内外一体型のロビーラウンジのほか、専用のシアタールームやプライベート・ダイニングルームも新設される。これらの施設は、既存の「ポロ・ラウンジ」、「ファウンテン・コーヒールーム」、「ハバナ・カフェ」と調和するように設計されており、従来のレストランやカフェの営業形態やデザインに変更はない。

94席限定の空間で提供される料理と音楽

増築の中心となる「ザ・サパークラブ」は、往年のハリウッドに存在したサパークラブに着想を得た施設だ。席数は94席に限定され、ステージに向けて配置されたソファ席でパフォーマンスや会話、食事を楽しむ構成となっている。

料理は「グッチ オステリア ビバリーヒルズ」の料理長を務めたマッティア・アガッツィが担当する。イタリア料理の伝統的な技法にカリフォルニアの食材や沿岸のシーフード、肉料理、手打ちパスタを組み合わせたメニューを提供する。

音楽のキュレーションはALR Musicのアレックス・ル・ルーが手掛ける。レイ・チャールズやアレサ・フランクリンから、サブリナ・カーペンターやドレイクまで、幅広いジャンルの音楽プログラムを展開する。また、空間の天井にはアーティストのキャロライン・リザラガによる特注の天井画が描かれ、1912年5月12日のホテル開業当夜にビバリーヒルズの上空に輝いていた星空が表現されている。

ホテルの総支配人を務めるジョン・スキャンロンは、「ザ・サパークラブ」について、これからの世代にも受け継がれる思い出の舞台となるだろうと述べている。

1912年に開業したザ・ビバリーヒルズ・ホテルは、1世紀以上にわたり著名人らを迎えてきた歴史を持つ。敷地内にはヤシの木に囲まれたプール、23棟のバンガローを含む210室の客室とスイートルーム、代表的な3つのダイニングを備えている。

ホテルが加盟するドーチェスター・コレクションは2007年に設立され、世界各地でホテル10軒とレジデンス10軒を展開している。今後の計画として、ドバイでの新規ホテル展開に加え、東京でも2028年の開業が予定されている。

本記事はドーチェスター・コレクションの発表をもとに作成。

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