Comoris DAO、代々木上原に次世代の環境配慮型駐車場をオープンへ
Comoris DAO合同会社は、次世代の環境配慮型コインパーキング「Comoris Parking」を、2026年10月28日(火)に東京都渋谷区代々木上原で本格オープンします。地面をアスファルトで覆わない舗装技術を採用することで雨水を地中に浸透させ、都市型水害のリスク軽減を図るネイチャーポジティブな駐車場です。敷地の一部に緑地を設けて生物多様性の保全や地域交流の場づくりを目指すとともに、駐車場の収益性を確保した新たな土地活用として提案します。


自然由来の素材を重ねる有機レイヤード舗装と緑地の設置

Comoris Parkingでは、環境再生の知見を応用した「有機レイヤード舗装」を導入しています。石や瓦チップ、炭、落ち葉、ウッドチップなど異なる性質の自然素材を層状に重ねる技術で、車の重さに耐える強度を確保しつつ、雨水や空気が地中に浸透する土壌環境を整えます。舗装は、表面で雨水を受け止める「浸透レイヤー」、強度を保ち雨水の通り道を確保する「構造レイヤー」、雨水や空気を地中へ導いて植物の根や微生物の生育を促す「循環レイヤー」の3層構造です。


敷地の角や変形部分など車を停めにくいスペースには木々や草花を植えたコンパクトな緑地を整備し、鳥や虫などの生息環境を守ることで生物多様性の保全に貢献します。国際的な目標である「30 by 30」への寄与を目指すほか、近隣住民が自然に触れながら交流できるコミュニティの場としての活用も見込んでいます。また、使用した石やウッドチップ、植物などの資材は、駐車場の利用終了後も廃棄せず次の開発地や別の駐車場で再利用する方針です。

設計と施工の監修は、木び土 代表の造園家である稲村純一氏が担当しました。

地域連携プログラムや見学会の開催
オープンに伴い、関連イベントや地域連携の取り組みが実施されます。
企業やデベロッパー、土地オーナー向けには、舗装の仕組みや運営モデルを説明する現地見学会が2026年11月20日(金)にComoris Parking 代々木上原で開催されます。時間は13:00〜、14:00〜、16:00〜の3部制で、参加費は無料、事前申し込みは不要です。また、一般向けのオープニングレセプションは2026年11月22日(日)の13:00〜16:00に同会場で予定されています。
地域連携の取り組みとして、日の出アートビレッジ(東京藝術大学 湯澤大樹氏)のガイドのもと、多摩産材を用いて駐車場内に設置する直売所を半年かけて制作する実践プログラム「都市と直売所」が展開されます。さらに、創業100年の歴史を持つ植物専門店REN(代表:川原伸晃氏)と連携し、植物について相談できる窓口「まちのみどりの相談所」の開設も予定しています。
施設と運営会社の概要
開発前の暫定利用地や遊休地などの活用を想定しており、現地調査や収益シミュレーションの相談を受け付けています。
施設の概要は以下の通りです。
- 名称:Comoris Parking 代々木上原
- 所在地:東京都渋谷区元代々木町12-2
- 面積:180㎡
- 台数:最大6台(うち軽自動車2台)
- 料金:20円/1分、最大2,800円(6時間)、夜間(22:00〜8:00)最大900円。キャッシュレス(QRコード決済)
- 営業時間:24時間
- 運営:Comoris DAO合同会社
- 監修・施工:稲村純一(木び土 代表)
- ウェブサイト:https://comoris.co/parking
運営を行うComoris DAO合同会社(共同代表:南部隆一、小田木確郎、渡辺英暁)は2024年10月1日設立で、東京都渋谷区元代々木町21-9 シルエット元代々木 303に拠点を置き、メンバーシップ制のシェアフォレスト「Comoris – Urban Share Forest」の運営などを手がけています。
本記事はComoris DAO合同会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



