日本サンゴ礁学会、2026年11月に鹿児島県喜界島で第29回大会を開催へ
日本サンゴ礁学会は、2026年11月6日(金)から9日(月)までの4日間、鹿児島県喜界島(喜界町)において「第29回日本サンゴ礁学会大会」を開催する。全国各地からサンゴやサンゴ礁を研究する研究者や学生など約200名が集まり、サンゴ礁の生き物や環境、地球環境との関わりなどについて研究発表や意見交換が行われる。会期中には、一般の人々も事前申込不要で参加できる公開シンポジウムや自由集会なども実施される。
研究発表や一般向け公開シンポジウムを実施
大会では口頭発表やポスター発表のほか、一般参加が可能な公開シンポジウム「世界に誇る隆起サンゴ礁の島・喜界島 ―サンゴ礁・ジオパーク・地域の未来―」が実施される。喜界島は隆起サンゴ礁で形成された島であり、近年の「日本ジオパーク」認定や「IUGS世界地質遺産」への選出によって注目を集めている。
シンポジウムは日本ジオパークおよび世界地質遺産の認定を記念したもので、サンゴ礁研究や地質研究の専門家、ジオ・文化財課が登壇し、認定の背景や学術的価値、地域の未来について語られる。
- 日時: 11月8日(日)10:00~12:00
- 会場: 喜界町体育館
- 参加費: 無料(事前申し込み不要)
多角的な議論を行う3つの自由集会
サンゴ礁に関する特定のテーマや保全活動、研究について議論や情報交換を行う「自由集会」も喜界町役場で開催される。参加費は無料で、事前申し込みは不要となっている。
1つ目の自由集会は「喜界島サンゴロジー」と題し、喜界島サンゴ礁科学研究所の渡邊剛氏、山下恵実氏、駒越太郎氏がオーガナイザーを務める。科学とアートの実践紹介とともに、喜界島の未来を描く戯曲をつくるワークショップが行われる。日時は2026年11月6日 18:00〜19:30、会場は喜界町役場 トレーニング室である。
2つ目は、サンゴ礁学会教育・普及啓発委員会がオーガナイザーを務める「このページ私が書きました!〜「サンゴ礁の世界」の著者に会おう!〜」で、2026年11月7日 16:30〜18:00に喜界町役場 トレーニング室で開催される。2026年06月01日に発売されたビジュアル詳細『 サンゴ礁の世界 』の執筆者が登壇し、読者との交流が行われる。
3つ目は「国立公園におけるサンゴ礁保全 ―石西礁湖と喜界島における取組―」で、2026年11月7日 16:30〜19:00に喜界町役場 コミュニティホールで開催される。環境省奄美群島国立公園管理事務所の山本 以智人氏、環境省石垣自然保護官事務所の鈴木 規慈氏、喜界島サンゴ礁科学研究所の鈴木 倫太郎氏、日本サンゴ礁学会保全学術委員会(委員長:山崎敦子)がオーガナイザーを担当し、西表石垣国立公園と奄美群島国立公園におけるサンゴ礁の現状と保全への取り組みが共有される。
科学芸術祭の同時開催と大会概要
島内では大会の会期に合わせ、自然科学研究と現代アートを融合させた「さんごの島科学芸術祭2026(Coral Islands Science and Art Biennale)」も2026年10月30日(金)~ 11月8日(日)に開催される。喜界島サンゴ礁科学研究所の学術知見と現代アーティストが対話し、科学データをアートとして表現する取り組みで、スギラビーチや地下ダムトンネル ほか喜界島内各所を会場とする。
第29回日本サンゴ礁学会大会の開催概要は以下の通り。
- 大会名称: 第29回日本サンゴ礁学会大会
- 会期: 2026年11月6日(金)~ 11月9日(月)※学会発表は11月7日(土)、8日(日)に喜界町体育館にて実施。6日、9日に関連するオプションツアー等が実施される。
- 開催地: 鹿児島県大島郡喜界町(喜界町体育館、他)
- 公式サイト: https://www.jcrs.jp/?page_id=2781
日本サンゴ礁学会は、サンゴ礁研究の発展と学際的知識の進歩およびその普及を図ることを目的に1997年に設立された学会である(公式ウェブサイト: https://www.jcrs.jp/ )。
本記事は日本サンゴ礁学会の発表をもとに作成。


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