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「DeepSeek V4.1 Flash 1017」を国内初提供※、プロンプトを保存しない円建てOpenAI互換API「HAI」

HCloud、HAIでDeepSeek最新版を提供開始 国内初と発表

CATEGORY: テクノロジー

合同会社HCloudは2026年10月20日、国内企業向けLLM Inference API「HAI」において、DeepSeekが2026年10月17日に公開した最新版モデル「DeepSeek V4.1 Flash 1017」の提供を開始した。同社によると、国内事業者が運用するAPIサービスにおける同モデルの提供として国内初(※2026年10月時点、自社調べ)となる。料金は100万トークンあたり入力60円・出力240円(税込)の円建てチャージ制で、1,000円から利用できる。

性能を改善した最新版モデルを提供

DeepSeek V4.1 Flash 1017(モデルID: deepseek-v4.1-flash-1017)は、DeepSeekが2026年10月17日に公開したDeepSeek V4.1 Flashのアップデート版である。推論・コーディング・エージェントタスク・画像系ベンチマークの全般で性能を改善し、タスクの実行時間と出力の長さを縮めることで、同じタスクをより短時間・低コストで終えられるとされている。

100万トークン(1,048,576 トークン)のコンテキストウィンドウと画像入力に対応し、重みはMITライセンスで公開されている。長大なコードベースの解析、契約書・技術文書の一括処理、長時間のエージェントタスクに適している。

なお、DeepSeekがモデルカードで公表している測定スコアによると、前の版のDeepSeek V4.1 Flashと比べ、ProgramBenchは20.3から29.1へ、Terminal-Bench 4.0は31.2から42.3へ向上した。DeepSWE v1.1、Automation-Bench、Agents’ Last Exam、Apex Bench v1.1の4項目ではGPT-5.6 SolとOpus 5の両方を上回っているという。ただし、これらはいずれもDeepSeek自身による測定で、第三者の独立評価ではないとしている。

海外APIの直接利用における「プロンプトデータの取り扱いへの不安」「外貨建て決済」「英語での契約・サポート」という導入障壁に対し、HAIは国内事業者による運用体制を整えている。

主な特徴は以下の通りである。

  • ゼロデータ保持(ZDR):プロンプト本文および生成本文はサーバーに保存されず、利用履歴として残るのはトークン数と料金メタデータのみとなる。
  • 幅広い出力制御:1リクエストあたり最大384,000トークンの出力に対応し、reasoning_effortはnone、minimal、low、medium、high、xhighの6段階から選択できる。
  • AIコーディングエージェント対応:Claude CodeやCodex CLIなどのAIコーディングエージェントに対応しており、環境変数や設定ファイルを変更して通信先をHAIへ切り替えられる。Anthropic Messages APIとOpenAI Responses APIの両エンドポイントに対応する。
  • OpenAI SDK互換:baseURLを「https://hai-api.hcloud.ltd/v1」に変更することで、既存のOpenAI SDKのコードのまま移行が可能。
  • 円建てプリペイド:1クレジット=1円で、1,000円からチャージできる。

現時点でDeepSeek V4.1 Flash 1017は従量課金(クレジット消費)での提供となり、定額プランの対象に加える時期は改めて告知される。

代表者コメント

合同会社HCloud 代表社員 長谷川 拓也は、オープンウェイトモデルが世界中で素早く普及するなか、日本企業が遅れをとらないためにはデータ管理や決済、契約の障壁を解消する国内の受け皿が必要であると指摘したうえで、最先端モデルを日本企業が安心して使える形で届けるためにHAIを構築したと説明している。

会社概要

東京都港区浜松町2-2-15に本社を置く合同会社HCloudの概要は以下の通り。

  • 会社名: 合同会社HCloud
  • 所在地: 東京都港区浜松町2-2-15
  • 代表社員: 長谷川拓也
  • URL: https://hcloud.ltd
  • サービスサイト: https://hai.hcloud.ltd
  • 広報担当: 大塚
  • お問い合わせ: contact@hai.hcloud.ltd

※国内初に関する注記:2026年10月19日時点、自社によるWeb調べ。国内法人が運営し、一般企業向けにLLM推論APIを提供する主要サービス1件を対象に調査をおこない、DeepSeek V4.1 Flash 1017 提供企業として国内初であることを確認。

本記事は合同会社HCloudの発表をもとに作成。

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