ニュース証券、モンゴルのTDB証券と資本市場での包括的業務提携契約を締結
ニュース証券株式会社は2026年10月23日、モンゴル貿易開発銀行グループの証券会社であるTDB Securities SC LLCと、資本市場における包括的な業務提携契約を締結した。日本とモンゴル両国の投資家および企業を資本市場で双方向につなぐパートナーシップの構築を目指す。両社が培ってきた知見とネットワークを持ち寄り、両国の資本市場の交流拡大に取り組むことで経済連携の深化に貢献していく構えだ。
提携の背景と目的
日本とモンゴルは2027年に外交関係樹立55周年を迎える。外務省が公表した2026年9月29日の日・モンゴル首脳会談では、日本側がモンゴルの最も重要な「第三の隣国」として自律性や強靱性を支えていく旨を述べ、近年のモンゴル経済の発展を踏まえた経済分野での協力深化についても議論が行われた。
こうした状況下で資本市場における連携の重要性も高まっており、ニュース証券は過去1年にわたり、TDB証券と両国の資本市場に関する情報交換などを通じて協力関係を築いてきた。今回の提携を機に、双方の市場や企業をつなぐ双方向の連携へと発展させる。
今後の展望

今後は両社のもとで、日本とモンゴルの投資・資本の交流を促進する取り組みを順次進めていく方針だ。これらを通じて両国の持続的な経済発展と資本市場の健全な成長への寄与を目指すとしており、具体的な内容については決定次第あらためて公表される予定となっている。

提携に基づく具体的なサービス内容や提供時期は現時点で決定していない。また、TDB証券は日本国内で金融商品取引業の登録を受けておらず、国内投資家に対する金融商品の勧誘や販売は行わない。ニュース証券が同社の金融商品やサービスの媒介、取次ぎ、代理を行うこともないとしている。
両社トップの見解
ニュース証券代表取締役の齊藤光城氏は、両国間の経済・金融の結びつきが今後ますます重要になるとした上で、「今回の提携の最大の特徴は、日本とモンゴル両国の投資家や企業の皆様を双方向で結びつけ、共に成長していくことを目指す点にあります」とコメントしている。

また、TDB証券最高経営責任者(CEO)のバッチメグ・サインバヤル(Batchimeg Sainbayar)氏は、外交関係樹立55周年の節目に資本市場分野で新たな段階へと発展させる取り組みを開始できることへの歓迎の意を示し、モンゴルの豊富な天然資源と日本の投資文化や技術力といった強みを融合させることで、持続的な交流の構築を目指す意向を示した。

両社の概要
提携を結んだ両社の概要は以下の通り。
- TDB Securities SC LLC(TDB証券)
所在地はモンゴル国ウランバートル市。モンゴル貿易開発銀行(Trade and Development Bank of Mongolia)グループの証券会社で、2008年にTDB Capitalとして設立され、2021年11月に現社名へ変更した。モンゴル証券取引所(MSE)の会員として証券業務および投資銀行業務を営む。
- ニュース証券株式会社
2001年に創業し、2026年に創立25周年を迎えた。アジア地域を中心に新興国と日本をつなぐ取り組みを続ける資産運用グループ。金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第138号。日本証券業協会、一般社団法人資産運用業協会、一般社団法人金融データ活用推進協会に加入している。
本記事はニュース証券株式会社の発表をもとに作成。首脳会談に関する記述は外務省「日・モンゴル首脳会談」(2026年9月29日)の公表情報に基づく。
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