バイウィル、プロテリアルの奥出雲町森林J-クレジット購入事例を公開
株式会社バイウィルは、島根県仁多郡奥出雲町で創出された森林由来のJ-クレジットについて、株式会社プロテリアルへの販売を支援しました。あわせて、同支援に関するプロテリアル担当者へのインタビューをもとにした事例紹介記事を、バイウィルのコーポレートサイトで公開しました。
製造業におけるCO2排出削減の課題
脱炭素やサステナビリティ経営への要請が高まるなか、大手部材・素材メーカーをはじめとする大企業の多くでは、省エネルギーや再生可能エネルギーへの投資といった自力での取り組みだけでは目標達成が難しいという課題に直面しています。
特殊鋼をはじめとする高機能材料を手掛けるプロテリアルにおいても、1,600℃以上の超高温での溶解や熱処理など、製造工程で大量のエネルギー消費を伴います。設備投資や技術開発を重ねても、構造的な削減限界が存在していました。
奥出雲町の森林クレジット調達と事例記事の概要
この課題に対しプロテリアルは、自社のものづくりのルーツである「たたら製鉄」ゆかりの地である島根県奥出雲町の森林J-クレジットを長期契約で購入することを決定しました。創出地の森林保全や地域での資金循環に着目し、全社的な経営戦略として位置付けています。
公開された事例記事では、プロテリアルとバイウィルの座談会を通じ、自力削減の限界から森林クレジットの購入や長期連携に至った経緯を掲載しています。単なる二酸化炭素の相殺にとどまらず、ルーツである奥出雲町への恩返しや社員参画型の保全活動といった要素を付加価値とし、取締役会での決裁を経て全社戦略へと昇華させたノウハウが語られています。
記事URL: https://www.bywill.co.jp/works/2026-10-22
今後の展望
バイウィルは、自社のルーツやストーリーに根ざした「地域循環型クレジット調達モデル」の横展開を進め、企業の環境経営と地域の森林保全や活性化を両立させる仕組みの拡大を図る方針です。単なる脱炭素にとどまらず、持続可能な資金循環を生み出すことで本質的なGX(グリーントランスフォーメーション)を実現し、2050年カーボンニュートラルの達成に貢献するとしています。
発表企業および関連団体の概要
本件に関わる各社および自治体の概要は以下の通りです。
株式会社プロテリアル
- 代表者:代表取締役 会長 兼 社長 CEO Sean M. Stack
- 所在地:東京都江東区豊洲五丁目6番36号 豊洲プライムスクエア
- 事業内容:特殊鋼、ロール、電子材、パワーエレクトロニクス材料、磁性材料、電線、自動車部品の製造と販売
- 公式サイト:https://www.proterial.com/
株式会社バイウィル
- 代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
- 所在地:東京都中央区銀座7-3-5ヒューリック銀座7丁目ビル4階
- 事業内容:環境価値創出支援事業(カーボンクレジット等の創出)、環境価値売買事業(カーボンクレジット等の調達・仲介)、GXコンサルティング事業、ブランドコンサルティング事業
- コーポレートサイト:https://www.bywill.co.jp/
島根県仁多郡奥出雲町(町長:糸原 保)
本記事は株式会社バイウィルの発表をもとに作成されています。
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