Shopify Japan、AI向け新ツールshop.mdとshop.devを発表
Shopify(ショッピファイ)の日本法人で東京都渋⾕区に本社を置くShopify Japan株式会社(カントリーマネージャー:馬場道生)は、消費者や開発者がAIエージェントにショッピング機能をより簡単に取り入れられる新ツール「shop.md」および「shop.dev」を発表した。
AIエージェントを通じて商品探しから決済、購入後の確認までを行える環境を整備し、購買体験の拡張を目指す。
AIをパーソナルショッパーとして活用する「shop.md」
「shop.md」は、ChatGPTやClaudeなどのAIエージェントとShopアカウントを連携させることで、AIを一人ひとりに合わせたパーソナルショッパーとして活用できるツールとなっている。利用者は数百万のShopifyストアで販売される10億点以上の商品から検索できるほか、過去の購入履歴やサイズ、好みに基づいてパーソナライズされた商品提案を受けることが可能だ。
最新の商品情報や在庫状況の確認、予算や好みに応じたショッピングルールの設定ができるほか、購入者本人の承認を経たShop Payでの決済や、Shop上での注文追跡まで、一連のショッピング体験をAIエージェント経由で行える。なお、Shopアカウントにログインしなくても商品検索は利用可能だが、アカウントを連携することで、保存済み情報の利用やパーソナライズ提案、Shop Pay決済、注文履歴確認などの機能が利用できる。
開発者がAIへ機能を統合できる「shop.dev」
開発者向けの「shop.dev」では、Shop MCPを通じて、独自のAIエージェントやアプリケーションにShopifyのショッピング機能を一つの接続で組み込むことができる。
商品検索をはじめ、詳細な商品情報やリアルタイムの在庫状況の確認、カートの作成、チェックアウト、Shopへのログイン、Shop Payでの決済、注文・配送状況の追跡などに対応する。基本的な商品検索にはAPIキーが不要で、MCP、CLI、HTTPを通じて接続可能となっている。
承認プロセスによる安全性と事業者側の対応
安全面においては、購入時に必ず購入者本人による承認が必要となり、消費者自身が取引をコントロールできる仕組みを採用している。また、Shopify以外のストアで承認済みの購入を行う際には、Shopを通じて一度限り有効な決済認証情報を発行することで、購入者の決済情報を保護する。
Shopifyを利用する事業者にとっては、AIを通じた購買行動が広がるなかで新たな顧客との接点や販売機会の創出につながるとしている。Shopifyストアで成立した注文はこれまでと同様にShopify管理画面に反映され、既存のCatalog API連携を変更する必要もない。
Shopifyについて
Shopifyはコマースのためのインターネットインフラを提供し、オンラインストアや実店舗などあらゆる販売チャネルでの販売を支援している。
- 展開規模: 世界175カ国以上で数百万の事業者に利用
- 日本国内の主な導入ブランド: DAISO、生活の木、ニッセン、KANADEMONO、PAUL & JOEなど
- 公式URL: https://www.shopify.com/jp
本記事はShopify Japan株式会社の発表をもとに作成。
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