AnyMind Groupが米国法人を設立 10月より事業を本格開始へ
AnyMind Group株式会社は、米国法人「AnyMind USA, Inc.」を2026年9月21日に設立した。10月より米国市場における事業を本格的に開始する。同社は自社開発のデータ・AI活用関連プロダクトを展開するとともに、米国市場への進出や事業拡大を目指すブランド企業に向けてマーケティングからEC、流通、物流までを包括的に支援する。
米国法人設立の背景
米国ではSNSやクリエイターを起点としたマーケティングや、EC・コマース領域の重要性が高まっている。IABおよびPwCによると、米国のソーシャルメディア広告収益は2025年に1,177億米ドルと前年比32.6%増、コマースメディア広告収益は634億米ドルと同18.0%増となった。また、IABは米国のクリエイター広告費について、2025年に370億米ドルと前年比26%増になると予測している。
消費者との接点が多様化する中、新たな市場へ進出する企業には広告やインフルエンサー施策による認知獲得に加え、EC運営や販路開拓、流通、物流までを各市場に合わせて構築することが求められている。同社が支援するブランド企業からも欧米市場への進出に関する相談が増加しており、アジア各市場で取引のあるグローバル企業からも米国でのテクノロジーやサービス提供への要望が寄せられていた。
同社は直近7カ月間で、15の日本ブランドに対して欧米市場展開に向けたマーケティング支援を実施した。海外インフルエンサーを日本に招くブランドツアーの企画・実施や現地インフルエンサーによる動画コンテンツの制作・発信などを行っており、こうした実績と需要を背景に支援体制を強化するため米国法人を設立した。
米国における主な事業展開
米国法人では、日本・アジアと米国をつなぐ事業基盤として主に以下の取り組みを進める。
- 日本・アジアのブランド企業による米国進出の支援
マーケティング、EC運営、販路開拓、流通、物流までを一気通貫で支援する。まずは知見と実績を持つビューティー・ヘルスケア領域を中心に、米国の流通・小売パートナーと連携して各ブランドに応じた支援を提供する。
- 自社開発プロダクトの米国展開
AIライブコマースプラットフォーム「AnyLive」や、AIを活用した動画生成ソリューションなどを米国市場で提供する。現地企業やパートナーとの連携を通じて市場に適した支援を行う。
- 米国企業・ブランドによる日本・アジア進出の支援
アジア15カ国・地域で構築してきた事業基盤やローカルネットワークを活用し、米国企業やブランドの日本・アジア市場進出および事業拡大を支援する。
双方向の市場展開と今後の展望
AnyMind Group代表取締役CEOの十河 宏輔は、米国法人の設立について「アジアで築いてきた事業基盤と自社のテクノロジーを、より大きな成長機会につなげる重要な一歩」とした上で、顧客とともに成果を積み重ねて米国事業をグループの新たな成長の柱へ育てていく考えを示している。
今後は現地のニーズに応じて米国における支援領域と対象を順次拡大し、日本・アジアと米国をまたぐ双方向の事業展開を支援していく。
会社概要
- 会社名:AnyMind Group株式会社
- 代表者:代表取締役CEO 十河 宏輔
- 設立:2016年(シンガポールで創業)
- 上場市場:東証グロース(証券コード:5027)
- 拠点:アジア市場を中心に15ヵ国・地域
- 公式サイト:https://anymindgroup.com/ja/
本記事はAnyMind Group株式会社の発表をもとに作成しました。市場データはIABおよびPwC「Internet Advertising Revenue Report: Full Year 2025」(https://www.iab.com/wp-content/uploads/2026/04/IAB_PwC_Internet_Ad_Revenue_Report_Full_Year_2025_April_2026.pdf)、IAB「2025 Creator Economy Ad Spend & Strategy Report」(https://www.iab.com/insights/2025-creator-economy-ad-spend-strategy-report/)を参照しています。
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