LINE Digital Frontier、今後3年間で100億円規模を投資へ
東京都港区に本社を置くLINE Digital Frontier株式会社は、日本発オリジナルコンテンツの開発や投資拡大に向け、今後3年間で総額100億円規模の資金投入を実施することを決定した。同社は「LINEマンガ」などを運営しており、グローバル展開を担うWEBTOON Entertainmentグループのネットワークを生かして日本発の作品を世界へ届ける考えだ。自社制作の強化に加え、パートナー企業との協業や個人クリエイターの支援などを進める。
国内外へのコンテンツ展開と投資施策
国内マンガアプリ累計ダウンロード数No.1(※)の「LINEマンガ」や電子書籍サービス「ebookjapan」を運営する同社は、150カ国以上、10言語で展開し月間利用者数1億5,500万人を超えるWEBTOON Entertainmentグループの最重要拠点に位置付けられている。今回の決定により、制作スタジオへの投資、出版社や外部スタジオとの共同制作、多様なパートナーとのマンガ賞の実施などを通じ、日本発オリジナルコンテンツの制作や個人クリエイターの発掘・活躍推進に向けた施策へ積極的に投資する方針だ。
代表取締役社長の森啓は、今後3年間で総額100億円規模の資金投入を通じて開発・投資拡大を強化し、日本発の作品を世界中の読者へ届けていくとしている。また、同社の共同代表でありWEBTOON EntertainmentのPresidentを務める金鎔秀は、世界最高水準の日本コンテンツがグローバルに進出できるよう最善を尽くすと述べている。
※国内マンガアプリ(App IQ:Books & Comics)累計ダウンロード数 (2014年1月~2026年7月) / iOS & Google Play合計 / 出典:Sensor Tower
世界同時配信プロジェクト「Global Drop」の推進
WEBTOON Entertainmentグループは、新作や人気連載作を世界へ同時に届けるプロジェクト「Global Drop」を今年9月より開始した。「Global Drop」では日本発作品の世界同時配信も決定しており、株式会社ナンバーナインが手掛ける『暗殺勇者の天星航路』を皮切りに、多様なパートナー企業との作品を順次世界同時配信していく予定だ。
個人クリエイター向けのオープンプラットフォームである「WEBTOON CANVAS」について、2027年中に日本へ導入する予定としている。同プラットフォームは現在、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、タイ語、中国語(繁体字)の7言語に対応している。希望するクリエイターは複数言語で作品を公開でき、言語や地域を越えて読者との接点を広げられるほか、規定の条件を満たしたクリエイターには広告収入などの収益還元も行われている。
LINE Digital Frontierの運営サービス

- 電子コミックサービス「LINEマンガ」
- 電子書籍販売サービス「ebookjapan」
- 紙書籍オンライン販売サービス「bookfan」
本記事はLINE Digital Frontier株式会社の発表をもとに作成。
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